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前回
のあらすじ
「笑うんだ!だったら気持ちも楽しくなる!
さぁ、笑顔になって!」
「………」
「…む、無理だ。
何もないのに笑えない!笑えないよ!
どうしたら笑えるんだ!?」
「クボーケンよ…
今こそお前が頑張る時だぎゃ!
根暗マンサーを笑わせるんだぎゃ!」
「……え、僕ですか?」
笑わない根暗マンサー
彼の恋愛を成就させるには笑わせるしかない!
どうする!クボーケン!
「…ふん、待ちに待ったわ。待ち子よ。
待ちすぎて夏になっちゃったわ。
…って言ってから
更に3ヶ月経ったわ。
1クール待たされたわ。
よい子のみんなも悪い子のみんなも
ちゃんと待ってたかしら?」
「多分忘れてたと思うぞ」
「コラ!そんなわけないでしょ!
ちゃんと待っててくれたよ!
楽しみにしてくれてたよ!
笑わせるっていうのがハードル高くて
ちょっと戸惑っていただけだよ!」
「ここまで引っ張ったら
逆にハードルあがったぎゃ~」
「…え、えっと~」
「おぉ!それは楽しみである!
偉大なる我が息子のために嬉しいことだ!
さぁ笑わせてみよ!
偉大なる我が息子、
そして更に偉大なる金色の我を
笑わせてみるがいい!」
「あ、いや、そのぅ…」
「そうか、どうせ、どうせ僕なんか
どうでもいいんだよね?
僕が一生笑えなくてもいいんだよね?」
「待ちな!今から爆笑必至なのが来るよ!
まだ慌てちゃいけないよ!
さぁ、やっとくれ!
アタイ、期待して待ってるわ!」
「さぁ、準備は整いましたぜ!
やっちまってくだせぇ!さぁ!」
「さぁ!」
「YES、Sir!」
「…と、とりあえず
今のは素振りみたいなもんだぎゃ!
こっから、こっからが本番だぎゃ!」
「あ、いや、今のが本番…」
「よ、よかった~
僕の笑いのセンスがなくて
全然笑えないと思ったよ~。
皆にとっても
全然面白くなかったんだね!よかった!」
「いや、だから今ので爆笑してもらって
めでたしめでた…」
「待つわ!
アタイ面白いのがくるまで待つわ!」
「……」
「こ、今度はとびきり面白い奴を頼むよ!」
「だ~か~ら~!
今のが本番なの!今ので笑って欲しいの!
ほら、笑ってよ!頼むよ!
ほら!面食らって麺食らう!
面食らって麺食らう~!」
「出し惜しみするんだね…
僕なんかに面白いこと言うのも惜しいんだね
僕にはそんな価値なんてないんだね
どうせ、どうせ僕なんて
石になればいいんだ!」
「既に石だけどな」
「わかったわかった!
それじゃあもう一つだけ!いくぞ!」
「ドキドキ!」
「ドキドキ!」
「土器王紀!」
「今度は高度な奴だぜ!」
ハーベスト!」
「大丈夫だ。
ワシにもサッパリ意味がわからない」
「…高度でもなんでもないぎゃ」
「…アタイ、もう待てないかもしれないわ」
「先生…もうダメなんじゃ?」
「そうぎゃねぇ~」
「う…うぅ」
「あ、変身ときやがった」
「くそぅ!
今のは理解できない方が悪いんだ!」
「いや、よくわからなかったうえ
何一つ面白くなかったぞ」
「…っ!ば~か!
ばかばかば~~か!」
「あ、逃げた」
「どうせ僕が悪いんだろ?
僕が金色だったら理解できたんだろ?
僕が悪いんだ…
全部全部僕が悪いんだ!!」
「安心せよ!偉大なる金色の私にも
今のはサッパリ響かなかったぞ!」
もうヤケクソだ~~!
やっぱり街を壊すしかない!」
「待ちなっ!」
「!!?」
「ま、待ち子ちゃん
止めないでくれ!止めても無駄なんだ!」
「あ、アタイは何も言ってないわ」
「皆さん!アレをみてくだせぇ!」
「見てくだせぇ!」
「…ミルクください」
「街を壊すの待ちな!」
「だ、誰だ!?
クボーケン、まさかの逃亡!
ピンチに陥った猫古屋(にゃごや)!
そこに現れたのは一体!?
次回、いよいよ
猫古屋編 完結!
…の予定。
次回に続く!
「今から新キャラ出てきて大丈夫!?
次回で本当に完結するの!?」
「細かいことは言いっこなしですよ」