大寒波、その後 | じつはぼくのくぼはつじ

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老いを認める日々のブログ

その日の最低気温氷点下6、5という記録的数字を残し、超弩級寒波が去って行った。

二日後の今日も、近隣市町村の断水被害がニュースになっていて、記録的低温になることが予測されていたにも関わらず被害を被られた人々の多さに驚かされた。その数二十万世帯を超える……。

そんな中、幸いにして自宅及び店舗の方は無事であったが、それもこれも用心のうえに用心を重ねる、わたしのビビり性格のお蔭であると言っても過言ではない。なんとなれば、能天気な妻子並びに従業員及び飼犬飼猫一同揃って、命の恩人であるわたしの足下に平伏し、ネットで調べた諸々の「水道凍結防止法」を実践した功績を称えるべきではないかとおもうのだが、誰一人称えるどころか「ひとり、大騒ぎするのよね」だとか、「台風なんかでも夜通しハイになってる」とか、「こういう時だけ、普段の動きから想像できないくらい動き回るよね~」とか言って、呆れたような笑みを浮かべるのは何故?

「あのね~、お前たちよく聞きなさい。先人の言葉にもあるように、備えあれば憂い無し、転ばぬ先の杖、濡れぬ先の傘、凍結前の元栓閉め!」


一家の主(わらじ)であり零細商店の社長さんは、思ってもみなかった寒波を無事やり過ごし気抜けたような疲労感に包まれながら、少し暖かさを覚える夜気の中で、焼酎のお湯割りグラスを一人傾けるのでありました。



オマケ

「雪にビビるツブちゃん」



石の上には、ツブなんか目じゃない女帝チョロの足跡が……。

*おろ、わたしの声!?もっと若々しい筈なんだけどにぃ~~笑