20年以上、障害のある人たちと活動してきた私ですが…

 

久しぶりに障害のある仲間との時間は、私にはこの現場が性に合っていると再確認するものでした。

 

 

日鉄跡地問題について話を…という事で、じゃあ、平和についてみんなで考えていきましょう!という形式で学習会を計画しました。

 

県内のきょうされん広島県支部に所属する事業所12カ所の障害のある仲間と職員の皆さんと一緒に、今、呉で起こっている事(日鉄跡地問題)を中心に、いろいろと意見や感想を出しながらの1時間程の学習会でした。

 

 

戦争につながる装備品の話をしたり、景気が良くなるからという理由で戦争につながる基地を呉で作っても良いのかという点もしっかりと考える事ができました。

 

 

最後は核廃絶の問題や抑止力の問題も出てきました。

 

世界情勢の中で抑止力の問題をみんなで考えないといけないわけですが、仲間の皆さんの中で発言が胸を打ちました。

 

私は作業所の友達と仲良くしていきたいです。戦争になるのは嫌です!

 

 

誰もが思う気持ちを素直に話してくれました。

 

身近にいる人を傷つけたくないし、ましてや失いたくない…その気持ちをいつも大切にしていきたいですよね。

 

力対力の発想では力の強い人だけが幸せになるわけで、そんな世の中を誰も求めていないわけです。

 

武器対武器では平和は生まれません。

 

時間はかかっても対話による重なる意見を丁寧にまとめていく地道な努力が必要ではないかという事でしょう。

 

だからこそ戦争の反省として日本は、戦争をしないと誓った憲法9条を作ったわけです。

 

憲法9条をしっかりと守る事って大切だという事、参加したみんなで確認できたことがとても嬉しく思いました。

 

参加してくれた皆さん、ありがとうございました!

 

また、一緒に学習していきましょうねチョキ

 

 

蓮舫さんが都知事選で敗れてから,早や1週間が過ぎ…。

 

立憲民主党の内部や支持母体にあたる連合会長などから「共産党との連携によって票が逃げた」「今後の選挙戦での連携を考えなくてはいけない」との声が上がっていると聞きます。

 

「立憲民主党が選挙で負けた理由を共産党のせいにしようとしてるわね。」

「これじゃあ、立憲民主党の未来はないわ。」

「なぜ、立憲民主党の自力を強くしようという分析はできないのかしら…人のせいにしていてはダメよね。」

 

女房の鋭い指摘には驚きました。

 

まさしくおっしゃる通りです。

 

人のせいにしている限り、選挙では勝てませんチョキ

 

 

救いは共に都知事選で奮闘した現場を知る立憲民主党の責任者や候補者の蓮舫さんは「本当に頑張ってもらった!」という感謝の気持ちをあらわしています。

 

時間はかかるけど「成功に近道なし」の精神で、現場で共に汗をかきながら頑張るしかないですね。

 

今回、有名になった「ひとり街宣(街頭演説)」も、その思いから生まれた取り組みなのでしょうねニヤリ

 

 

 

日鉄跡地に防衛拠点基地が出来れば、景気も回復するし、人口も増える。

 

今の呉市にとってはいい話じゃないかと感じていらっしゃる方も多いと思います。

 

しかし、そんなに簡単に呉市はバラ色の夢を実現できるのでしょうか。

 

32人の呉市議会において、防衛拠点基地化に反対をしたのは日本共産党の奥田・久保の二人だけでした。

 

 

まだまだ市民への説明がなされていない中で、基地化に向けて動きはもう決まった事のように進められています。

 

戦争をしない国が、いつのまにか戦争をする国になった今、戦争につながる防衛拠点基地が呉市にできることは、市民の命と暮らしが守れないという事になると強く危惧するものです。

 

自らの人生にも暗い影を落とした戦争体験者のAさんの「戦争は絶対にいけん。戦争につながる動きもいけん」という言葉を胸に刻み、日鉄跡地の防衛拠点基地化反対の声を最後まであきらめずにあげていきます。