20年以上、障害のある人たちと活動してきた私ですが…

 

久しぶりに障害のある仲間との時間は、私にはこの現場が性に合っていると再確認するものでした。

 

 

日鉄跡地問題について話を…という事で、じゃあ、平和についてみんなで考えていきましょう!という形式で学習会を計画しました。

 

県内のきょうされん広島県支部に所属する事業所12カ所の障害のある仲間と職員の皆さんと一緒に、今、呉で起こっている事(日鉄跡地問題)を中心に、いろいろと意見や感想を出しながらの1時間程の学習会でした。

 

 

戦争につながる装備品の話をしたり、景気が良くなるからという理由で戦争につながる基地を呉で作っても良いのかという点もしっかりと考える事ができました。

 

 

最後は核廃絶の問題や抑止力の問題も出てきました。

 

世界情勢の中で抑止力の問題をみんなで考えないといけないわけですが、仲間の皆さんの中で発言が胸を打ちました。

 

私は作業所の友達と仲良くしていきたいです。戦争になるのは嫌です!

 

 

誰もが思う気持ちを素直に話してくれました。

 

身近にいる人を傷つけたくないし、ましてや失いたくない…その気持ちをいつも大切にしていきたいですよね。

 

力対力の発想では力の強い人だけが幸せになるわけで、そんな世の中を誰も求めていないわけです。

 

武器対武器では平和は生まれません。

 

時間はかかっても対話による重なる意見を丁寧にまとめていく地道な努力が必要ではないかという事でしょう。

 

だからこそ戦争の反省として日本は、戦争をしないと誓った憲法9条を作ったわけです。

 

憲法9条をしっかりと守る事って大切だという事、参加したみんなで確認できたことがとても嬉しく思いました。

 

参加してくれた皆さん、ありがとうございました!

 

また、一緒に学習していきましょうねチョキ