一問一答
1-①株式会社エーリックへの本市の出資比率と出資金額、他の主な出資会社上位5社と出資比率、又、創業何年になり、その内何年が黒字で何年が赤字でしょうか。お答えください。
《答弁》
株式会社エーリックに対する本市の出資比率は17.41%、出資額は4億5千万円で、筆頭株主になっております。続く上位4者の出資比率と出資金額としましては、兵庫県と株式会社日本政策投資銀行が2位で、ともに出資比率が12.38%、出資金額は3億2千万円、4位が神鋼不動産株式会社で出資比率が8.55%、出資金額は2億2千百万円、5位が日本国土開発株式会社で出資比率が5.8%、出資金額は1億5千万円でございます。
株式会社エーリックの設立は平成3年ですが、平成5年4月の尼崎リサーチ・インキュベーションセンターの開設により、インキュベーション施設としての業務を開始してから現在で23年と半年余りが経過しております。
この23年間のうち、平成19年度までの連続15期は赤字を計上しておりましたが、平成20年度の決算からは単年度黒字に転換し、現在に至っております。
1-②短期貸付金と長期貸付金の違いをご説明頂けますでしょうか。
《答弁》
一般的に、会計用語としましては、決算日の翌月から、1年以内に支払期日が到来するものを短期貸付金と言い、1年を超える返済期限で貸し付けるものを長期貸付金と定義付
けられております。
つまり、貸付を行った同一年度内に貸付金額と同額の返済が行われるものが短期貸付金であり、一方、返済が複数年度にまたがるものを長期貸付金としているものでございます。
1-③健全化法上必ずしも捉え切れない財政運営上の課題として一般会計から外郭団体等に対して反復かつ継続的に行われている短期貸付が、健全化判断比率上、補足されていないことや、基金から一般会計等への年度を超えた繰替運用が、資金の不足として認識されないことが懸念されていますが、本市においてどのように取り扱われているか2点についてお答え下さい。