4年生ブログ NO.5
本日は橋本武蔵(化生4・仁川学院)のブログをお届けします！
「肩」「肘」「腰」振り返ると怪我・痛みに苦しむことが多かった野球人生。怪我をしている時は、辛く長く感じ、投球出来るようになると、やっぱり野球が好きだと幸せに感じる。だからこそ、大学野球まで続けることが出来たと思います。
幼い頃から野球好きだった私の原点「公園野球」
近所の友達と毎日公園で野球をしていた小学校時代。楽しくて、日が暮れてボールが見えなくなるまで壁当てや素振りなど練習をしていました。チームに入った時の喜びを今でも鮮明に覚えています。
「もっと上手になりたい」
その一心で両親に頼みこんで入れてもらった中学時代のクラブチーム。私の野球人生の分岐点となりました。外野手だった私にピッチャーをしてみないかと声がかかったのです。そこから私のピッチャー人生が始まりました。ストライクが入らず試合に負けてしまい、苦い思い出も沢山ありますが、中学時代があるからこそ頑張ってこられたと思います。
高校は、少人数の弱小校ではありましたが、練習は厳しく、3日間朝から夜まで砂浜を走ることもありました。怪我人続出で、ギリギリの人数で試合をしたこともありましたが、少人数でも一致団結し、県大会出場出来た時は、とても嬉しかったです。高校時代の先輩でもある山加さん(昨年度主務)には、理系学部と野球部の両立について相談にのっていただき、大学でも野球を続ける決心ができました。
大学に入学すると、まずみんなの体の大きさに驚きました。私より小柄な人がおらず、分かっていたもののレベルがとても高く、ついていくのに必死な毎日でした。追いつきたい一心で練習に励む中、怪我をしてしまい痛みと戦う日々になりました。
一年が経った頃、初めて紅白戦に出場することが出来た際、先輩方や同期に「ナイスピッチ」「投球出来るようになってよかったな」と声をかけてもらい、温かく迎え入れてくれたことがとても嬉しく、今でも覚えています。総合関関戦では、大学4年間の中で一番緊張しながらも、一番楽しく投げることが出来、大切な思い出になりました。
正直、理系学部と部活の両立は、想像していたよりもかなりハードでした。5限まで実験した後に部活へ。帰宅後、実験レポートに取り組む日々でした。時には、練習で疲れて寝てしまい、早朝に飛び起きて慌ててレポートに取り組み、ギリギリになる日もありました。ハードな日々でしたが、継続出来たのは、周りの方々がサポートしてくださったおかげだと感じています。苦しいことも多かった4年間ではありますが、最後にこのような経験が出来たのも、ご指導いただいた山口さん、小田監督、早瀬前監督、火置コーチ、北原先生、田尻先生、植田さん、中本さん、合田さんのおかげです。振り返ってみると、本当に良い仲間に恵まれた野球人生で、大学まで続けてよかったなと思っています。野球を通して、沢山の人に出会うことが出来、感謝しかありません。本当にありがとうございました。
今まで感謝を伝えられていない両親へ
お父さん
大学まで何不自由なく自分の好きな野球も続けさせてくれて、本当に感謝しています。小さい頃は、よく公園でキャッチボールしたことを思い出します。野球を一から教えてくれてありがとう。アドバイスをよくくれたけど、あまり聞いてなくてごめん。今となっては、ありがたかったと思っています。お父さんを超えられるよう、これからも頑張ります！
お母さん
高校まで全試合見に来てくれたお母さん。大学では、ほとんど自分のプレー姿を見せられなくてごめん。そして今まで朝早くに起きてお弁当やおにぎりをたくさん作ってくれてありがとう。自分がやりたいと決めたことは、何があっても最後まであきらめずにやりなさい。という言葉をいつも言われていたから、野球でも就活でも頑張れたと思います。本当にありがとう。自慢の息子になれるよう社会人も頑張ります！
チームメイトへのメッセージ
大学野球までやりきることが出来たのは、間違いなくこの同期だったからだと思います。本当にありがとう！特にいつも一緒に練習をしていたピッチャー陣には、とても感謝しています。口下手な私をよくいじってくれたり、アドバイスをくれたり。オフの時には、学年サッカー対決をしたり楽しい思い出が沢山あります。全体練習が終わっても、日が暮れるまで何時間も自主練習する姿をみて、自分も頑張ろうと刺激を受けていました。このような日本一の環境で野球を出来たことは、誇りであり自慢でもあります。最高の同期との最後のリーグ戦。絶対に勝って、目標である全国制覇をしよう！
野球人生へひとこと
「自分らしく」
この言葉は、高校の監督から卒業時に贈られた言葉です。監督には、関西学生リーグでプレーするのは、母校からは阪神タイガース佐藤輝明選手以来だとプレッシャーをかけられました。レベルは高いが、「武蔵らしく」謙虚な気持ちと向上心で大学4年間最後まで頑張れと背中を押していただきました。何度も怪我があり、ボロボロの状態でしたが、何とか最後までやり遂げることができ、約束を果たすことは出来たかと思います。これから社会に出て、様々な試練や困難が待ち受けていると思いますが、この言葉を胸に自分らしく精一杯頑張っていきます。
マネージャーからひとこと
異次元の天然パーマと遅球が持ち味の橋本。
関大のマスコットキャラクター的存在として周囲に可愛がられてました。
4年間怪我に苦しみながらも毎日グラウンドに来ていました。
怪我を乗り越えて総合関関戦で投げ抜いた姿はチームに感動も与えました。
関大野球部で学んだことを生かして社会人でも頑張れ！
橋本武蔵が
次回ブログ担当者を紹介
明日の4年生ブログは…
兵庫の剛腕。そのガタイからは、よくキャッチャーに間違えられるとか。サッカーでは、キーパーとしての才能が開花！やはり本職は、キャッチャーだったのでは(笑)そして大の母校ファンです。単位が危ないのにテスト勉強よりも母校の応援を優先させているところを毎年みていました。そのせいで単位が全然とれていないとか!？今では、全く見かけなくなったあの人です。次回の4年生ブログもお楽しみに！