6月24日、25日 関西オールスター5リーグ対抗戦 | 関西大学体育会野球部ブログ

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本日は6月24日、25日に行われた第30回 大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦の様子を振り返りたいと思います。

今年で30回目の開催となる大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦は、関西学生野球連盟、関西六大学野球連盟、近畿学生野球連盟、京滋大学野球連盟、阪神大学野球連盟の5連盟がそれぞれ選抜チームを組み、トーナメント方式で順位を決めます。

今大会の優勝連盟には、今秋に開催される第54回明治神宮野球大会関西地区代表決定戦における、スーパーシード権を得ることができ、第一代表決定戦 決勝からの登場となります。すなわち、今大会での優勝は明治神宮大会出場を手繰り寄せるものとなります!

普段はライバルとして戦う六大学の先鋭達が選抜され、関西学生野球連盟の代表として代表ユニホームを身にまとい戦います!

関西大学からは、投手・荒谷(法2・佐賀北)、捕手・有馬(商4・近江)、内野手・(社4・広陵)、佐藤(経3・愛工大名電)、富山(総情3・大阪偕星)、外野手・田中大(総情4・熊本工)が選出されました!それぞれが持ち味を十分に発揮し、勝利に貢献します!

23日に行われた開会式の様子

 6月24日  対近畿学生野球連盟


関西学生野球連盟の初戦は、前日の試合で20安打11得点を挙げた近畿学生野球連盟。

好調の相手にチーム一丸となり、真っ向から挑みます!

関西大学からは、4番に指名打者として富山が、6番に捕手として有馬が先発出場します!

まず守りにつく関西学生。
いきなり無死満塁のピンチを背負うも、捕手・有馬の好リードもあり、得点を許しません!

有馬

直後の攻撃

連打でいきなり先制すると、無死一、二塁の場面で、富山が打席へ!

3球で追い込まれるも、そこから粘りを見せます。
そして迎えた9球目を振り抜くも、右飛に倒れます。

富山

続く打者には、あとひと伸びで本塁打かという2点適時二塁打が生まれ、3-0とします!

さらに好機は続き、一死二塁で打席には先日侍ジャパン大学代表に選出された有馬。

大きな期待と声援を背負い打席に向かいます!

応援の様子

しかし、初球が右手首を直撃し死球となります。

有馬

ここで一塁走者・有馬に代走・佐藤が送られます。

佐藤

佐藤はその後三塁まで進むと、犠飛でこの回5点目となる本塁を踏みます!

本塁に生還し、ハイタッチをする佐藤

勢いそのままに3回には2点、4回には富山が四球で出塁し本塁を踏むなど2点を奪い、9-3と大きくリードします!

その後、両チームの投手が好投を見せ、互いに得点を奪うことはできません。

迎えた7回裏。
先頭打者に代打・田中大が起用されます。

相手投手は、150キロを超える直球投げ込む力のある投手です!

好投手を前に初球から鋭いスイングを見せます!

迎えた3球目、振り抜いた打球は三遊間へのゴロとなり、相手失策を誘い一気に二塁まで進塁します!

田中大

その後、三塁まで進むと犠飛で生還し、10-3とします!

最終回。
1点を失うも、後続を断ち試合終了。
10-4で下し、決勝へ駒を進めました!

 6月25日  対関西六大学野球連盟


決勝戦の相手は、関西六大学野球連盟。
先日発表された侍ジャパン大学代表を2人擁するなど、好敵手です!

関西大学からは、7番に指名打者として富山、投手に荒谷が先発出場します!

先攻の関西学生野球連盟は初回。
二死から内野安打で出塁すると、続く打者が2点本塁打を放ち、いきなり先制します!

先発のマウンドに上がるのは、荒谷。

荒谷

「リーグ戦同様、自分ができる投球をしようと思って投げました。それと、大事な決勝のマウンドの先発で投げれることに感謝の気持ちを持って向かいました。」と話す荒谷は、先頭打者から直球で見逃し三振を奪うと、後続もテンポの良い投球で打ち取ります!

2回以降もキレのある直球と、落ち着いたマウンドさばきで、凡打の山を築きます。

4回表。
一死から連打により一死一、二塁の好機を作ると、打席には富山。

富山

追加点を奪いたいところでしたが、惜しくも右飛に倒れます。

4回裏。
ここまで完璧に抑えてきた荒谷でしたが、先頭打者にこの試合初となる安打を許します。

その後、後続を打ち取るなど二死一、三塁とするも次打者に中越2点適時二塁打を浴び、同点に追いつかれます。

写真左から、捕手・石井(関西学院大学)、荒谷、コーチとしてベンチ入りしている早瀬万豊監督

それでも後続を三振に打ち取り、勝ち越しは許しません。

荒谷は、4回2安打2失点と堂々たる投球を見せました!

その後、6回に1点、7回に3点を追加し、6-2とします。

8回表。
一死から、代打・岑が送られます。
追い込まれるも、しぶとく中前へ運び出塁します!


一塁走者・岑には、代走・佐藤が送られます。

佐藤

佐藤は果敢に盗塁を仕掛けるも、惜しくも成功とはなりません。

9回に1点をさらに追加し、7-2で迎えた最終回。
3人で打ち取り、試合終了。

優勝しマウンドに集まる選手達

関西学生野球連盟選抜チームが、
5大会連続13回目の優勝を果たしました!
また、秋に開催される第54回明治神宮野球大会関西地区代表決定戦における、スーパーシード権を得ることができました!

普段は、良きライバルとして戦う六大学の選手達が1つとなり、目の前の1球1球に向かっていく姿がとても印象的でした!

このオールスター5リーグ対抗戦を通して荒谷は、「本当に貴重な経験ができました。そして数多くの同期の投手とコミュケーションを取れ、色々刺激受けれて良かったと思います。」と語ってくれました。

上段左から富山、荒谷、岑 、
下段左から有馬、佐藤、田中大

また、スタンドも2日間ともに300名を超える大応援団による素晴らしい応援で、選手達の背中を強く押してくれた事は言うまでもありません!

関大の応援歌「カイザー」の様子

温かいご声援を本当にありがとうございました!

今大会で得たスーパーシード権を活かすべく、まずは秋季リーグ戦を制すため、練習、オープン戦に取り組んでいきます!

今後とも温かいご声援をよろしくお願いします!

主務  山加 凌