6月3日 第46回総合関関戦 | 関西大学体育会野球部ブログ

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本日は関西学院大学上ケ原キャンパス第3フィールドにて第46回総合関関戦が行われました。

総合関関戦は良きライバルである関西大学と関西学院大学の両体育会が戦う伝統の一戦です。

昨年、関西大学は16勝15敗5分けで総合優勝を果たしました。今大会も総合優勝を目指し、関西大学体育会が一丸となって戦います!

最近の悪天候により、無事に総合関関戦を迎えられるか不安な気持ちもありましたが、その気持ちは一変、本日は最高の野球日和に恵まれました!

先発メンバー
①6)甲斐(法4・登美ヶ丘)
②4)角野(社安4・酒田南)
③5)三枝(経4・市立西宮)
④3)今橋(人健4・高松北)
⑤2)森野(商4・平城)
⑥8)横井(人健4・近江兄弟社)
⑦9)長岡(文4・大社)
⑧7)小田(政策4・関大一)
⑨D)軽部(法4・東播磨)
 P)越前(環都4・新湊)

先攻の関大。
先頭打者の甲斐が積極的なスイングを見せます!1ストライク1ボールからファールで粘った6球目、左飛となりますが、なんとしても出塁しようという気持ちが伝わってきます!



甲斐

その裏、先発を任されたのは越前。
初球から強気な投球を見せ、先頭打者を空振り三振に抑えます!



越前

しかし、二死から死球で出塁を許すと、続く打者に安打を浴び、一塁走者は一気に三塁を狙います。

先制点の好機を与えたくない場面、右翼手・長岡の好送球により三塁進塁を阻止します!



長岡


長岡の好プレーにベンチは大盛り上がり!初回から関大が流れを引き寄せます!!

2回。
この回の先頭打者は先週の紅白戦で大活躍を見せた今橋。3球目を振り抜いた打球は右前安打となります!



今橋

森野は積極的にバットを振るも相手投手に抑えられますが、続く横井は左前安打を放ちます!



横井

一死一、二塁から打席に立つのは、ベンチでの前向きな声掛けが目立つ長岡。2球目を捉えた打球は左中間を超える大きな当たりとなり、2点適時二塁打となります!

その裏。
三枝が好守備、越前の堂々たる投球などにより三者凡退に抑えます。

3回。
この回の先頭打者・軽部、二死から角野が安打を放ちます!



軽部

角野は次打者の打席で、持ち前の俊足を活かし二塁への盗塁を決め好機を展開します!しかし、後続が続かず得点には至りません。

4回裏、この回からはマウンドに堀野(法4・上宮太子)が向かいます。

堀野


先頭打者を打ち取るもその後3連打を浴び、1点を失います。

5回表。
軽部が中前安打を放ちます!本日2打数2安打の好調を見せます!そして途中出場の山上(商4・龍谷大平安)、中村友(社安4・市立尼崎)がそれぞれ四球、安打で出塁します!

二死満塁の絶好機で打席に立つのは、石原(商4・柏原)。

石原が捉えた打球は右中間を深々と破る走者一掃の3点適時三塁打となります!



得点シーン

同期の活躍にベンチも応援席も大盛り上がりを見せます!

5-1と相手を引き離し、5回整備に入ります。

6回表。
先頭打者には代打・藤田(経4・三田祥雲館)が送られます。内野ゴロで一塁へ決死の走塁を見せ、ヘッドスライディングをするも惜しくもアウトとなります。

藤田


その後も相手投手に抑え込まれます。

その裏。
堀野に代わり、井上(法4・滝川)がマウンドに向かいます。走者を背負うも力強い投球を見せ相手打線を封じ込めます!



井上

7回表。
二死から総合関関戦主将・門脇(シス理4・大冠)が代打に送られます。
主将の登場に応援席からの歓声も大きくなります!
大応援に応えるよう、門脇が放った打球は左前安打となります!



門脇

追加点とは結びつきませんでしたが、さらに試合は盛り上がりを見せます!

その裏からは村﨑(社4・関大北陽)がマウンドに向かいます。四球により走者を背負うも、落ち着きのある投球で無失点に抑えます!

8回。
途中出場の西川颯(環都4・西宮東)が四球で出塁すると快速を飛ばし、二塁への盗塁を決めます!
しかし、後続が続かず追加点とはなりません。

その裏。この試合最大のピンチを迎えます。
安打と死球により二死一、二塁となります。ここで松村(文4・関大北陽)に継投します。



左から村﨑、松村

何としても抑えたい場面でしたが、四球、安打が続き、3点を失います。

二死満塁となり、一打同点のピンチの場面に古西(文4・社)が送られます。息をのむような緊迫した状況に古西は力投を見せ、空振り三振を奪います!

控えメンバーもベンチから飛び出し、古西を迎えに行きます!


ベンチの様子


9回表。
「1点でも相手をさらに突き離したい」そんな思いがベンチに広がります。

一死から途中出場の池内(経4・柏原)が四球で出塁すると、続く坂下(政策4・小豆島中央)が右前安打を放ちます!一塁走者・池内は一気に三塁は進塁します! 

一死一、三塁の追加点の好機に打席には、主将・門脇。打球は中堅手への犠飛となり1点を追加!

続く小谷祥(人健4・大谷)の打球は三遊間を抜け、左前安打となります!



小谷祥

さらなる得点とはなりませんでしたが、いい流れのまま最終回の守備につきます。

何としても勝利を飾りたいそんな思いを持った4年生。最終回は相手打線を丁寧に打ち取り試合終了。
6-4で勝利しました!

本日の試合では積極的な打撃スイング、走塁、プレーが目立ち、関大野球部第108代の4年生らしい試合だったと思います。ベンチ、応援席ともに声を精一杯出し、応援する姿、試合中や試合後にやり切った思いで涙を流す同期の姿に胸が熱くなりました。

試合中には、普段はリーグ戦メンバーとして出場している4年生や3年生、関大応援団による大応援がベンチにも聞こえていました。
リーグ戦時には今回試合に出場したメンバーが、そして今回はリーグ戦メンバーが必死に応援し合える同期、関大野球部は本当に誇りです。

総合関関戦での勝利を前期チャレンジリーグ、秋季リーグ戦にも繋げていきます!

また、本日はたくさんの方々がグラウンドへお越しくださいました。ありがとうございました。



関西大学、関西学院大学との集合写真

今後とも関大野球部へ温かいご声援をお願いいたします。

マネージャー 吉村 紀乃