『西郷どん』第33回「糸の誓い」を見る | 愚奏譜

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ワタシ、かなでの備忘録みたいなもの。
割と内向き・オタクなハナシが多くなりそうです。

周回遅れです。


いきなり寺田屋。坂本龍馬襲撃。お龍登場。
あら?三吉慎蔵くんは無視なのね。長州キャラは増やす気なしか。
で、お龍が薩摩藩邸に駆け込んで助けを求める。西郷吉之助を名指しで。


西郷家だらけだ。
それにしても桂久武は安定のレギュラーキャラになったな。
パークスの席順がこんなに高いなんて、大河史上初じゃないの?
板倉勝静の席順も高い。
あれ?三吉くん出てた?
で、トメが川口雪篷か。幕末期のナポレオン人気の研究は最近進んでいるらしい。


龍馬、お龍に薩摩藩邸で介抱、いやイチャツキ。
それには吉之助も大久保一蔵も声をかけにくい。
で、龍馬に薩摩行きを提案。
お龍の立場は?
お龍は龍馬の妻。で、同行OK。

吉之助の帰宅を待ちわびる西郷家。
糸もようやく夫婦でのんびりできる?
雪篷は吉之助をよくわかってる。
で、吉之助、お龍を連れて帰ったから一悶着。龍馬が一歩遅れてたから。

龍馬らの寺田屋の武勇伝。
危機一髪ぶりを聞いて糸はビビる。いや、側で助けられるお龍への羨望。
満寿は慰めるけど、お龍が乱入して子作りをけしかける。満寿は下品さに不愉快。
この三人。全員、「事件」で旦那に先立たれる。

京のハナシ。
お龍、吉之助を説教?から妾のハナシになり、吉之助の言いまわしに満寿が勘づく。
糸は終始浮かぬ顔。

龍馬、吉之助に薩摩行きの深意を問う。
吉之助の目的は、英国公使パークスの薩摩入り対策。
親仏の幕府への対抗。相変わらず「日本のことを考えてるのは俺達だけ」な視点。
戦争までした英国との親交。
そんな様子を見て、やはり暗い顔の糸。

一蔵、大坂城で改めて長州征伐参加拒否。
板倉が老中なのに、陪臣に過ぎない一蔵を「殿」付けで呼んでたのは、少し可哀相。
一蔵はあくまで強き。

家茂、危篤。もちろん秘匿。
一橋慶喜の長州征伐への思いは怯まず。
征伐開始。幕軍、号して十万。

西郷家でパークスもてなしの酒を吟味。
そこへ龍馬夫妻帰還。
二人して温泉巡りして、男装して女人禁制の高千穂にも登ってきたらしい。
人によっては、頂上の「矛の件」も含めて「だからあの二人にはバチが当たった」という人もいる。
男勝りキャラならば、糸も昔そうだった。
けど、本人はその辺のイジりは嫌みたい。
お龍は吉之助の妻達のハナシもズバズバ聞いちゃうから、周りは引く。

酒を飲みながら、龍馬に夫婦仲についての講釈を受ける吉之助。
そこへ小松帯刀参上。身分が上なのに、何故か吉之助へへりくだった物言いが少し嫌。
幕軍動くの報せ。
気になる二人に、様子を見てくる、と龍馬。

またコッソリと早朝出るつもりが、また糸に見つかる龍馬。
お龍を託す龍馬。

お龍、龍馬を探す。
糸に止められるけど、お龍は怯まない。相手が自分を心配してのことでも怯まない。自分の命は自分の好きに使う。
ほだされた糸はお龍を送り出す。
最近、ワタシはこういう物言い、理論の人間を見るとボコボコに殴りたくなる。本当の覚悟を見たいから。

戦闘開始。
長州有利。

パークス夫妻、薩摩入り。
早速のもてなし。久光ノリノリ。
順調?
パークス激怒?!

吉之助監禁の報に、狼狽える西郷家。

吉之助は交渉のために単身(通訳付きだけど)乗り込んでいた。「薩摩藩家老」を名乗ってたけど、そこまで上がってたんだ。
パークスの怒りは、薩摩がパーティーばかりで本題に入らなかったから。
吉之助、英国との協力を要請。
パークス、日本の仕組み、幕府とか、が分からなく苛立つ。つまり、誰と交渉すればいいのか?
吉之助、薩摩、と答える。薩摩が日本をまとめる(あくまで天子さまの下で。だからホントはパークスの疑問に答えていない)。西郷吉之助が約束する。
とにかく日本を、西郷吉之助がなんとかする。
そう迫る吉之助にパークスは感服。
そして、最後に勿体振った言い回しでのナマコへのクレームで一笑い取り、吉之助から差し出された手を握る。

吉之助、帰宅。
西郷家歓喜。
でも糸は不愉快?

吉之助、糸を宥めて謝る。
糸は愛加那らの話を聞く。嫉妬してたみたい。
けど話を聞いてみれば覚悟も改めて決まる。惚れ通す宣言。

吉之助の出発前に糸の懐妊発表。
また泣きそうになる吉之助。
「旦那さぁ チェスト 気張れ」

「チェスト!」
「気張っど!」

今宵はここらでよかろうかい。
西郷どん、糸どん、おめでとう!


次回は慶喜将軍任官。
いまいち吉之助と慶喜の確執というか、キャラとしての対立がしっくりこない。


紀行は鹿児島県霧島市、坂本龍馬・お龍 新婚旅行湯治碑、塩浸温泉龍馬公園、龍馬がつかったと伝わる浴槽、和気神社、犬飼滝、高千穂峰、天の逆矛、霧島神宮。


なんかなぁ…
吉之助が「イイ人」なのはいいんだけど、やってることとのツジツマが合わなくなってきた気がする。
演者さん方はみんな好きなんだけどな。