こんばんは。Kuaです。

 

 

受け取るのも、愛

 

 

今日は、

実家の片づけに、

行ってきました。

 

母が他界し、

高齢の父ひとりでは、

どうにもならないのです。

 

同年代あるあるでしょうか、

モノを溜め込む性質。

 

無数の紙袋を、

広げることから

スタートです。

 

紙袋の中には、

多くの小物や文具類。

 

〇〇美術館の絵ハガキや、

マグネット類も次々と。

 

「こんな絵が好きだったの」

「マグネットコレクションしてたんだ」

「封筒、ありすぎでしょ」

 

 

私の、

知っている母と、

 

私の、

知らなかった母が、

 

そこには

同居していて、

 

母、というひとりの人を、

カタチづくっていました。

 

 

 

もっと、

受け取ってあげれば良かったね

 

 

誰かにと、

プレゼントされるはずだったモノたちを、

目の前に、

 

「こんなに、

プレゼントをするのが好き、

だった母なのだから、

 

もっと、

受け取ってあげれば良かったね」

 

そう、

父に言うと、

 

珍しくも、

 

「そうかもしれないね」

 

そんな言葉が、

返ってきました。

 

 

母を除いて、

父も、兄も、私も、

受け取り下手。

 

「いらん!」

「同じようなの持ってる」

「いま断捨離したばっかり」

 

 

こうした言葉の

代わりに、

 

「ありがとう」

 

このひとことで、

良かったのに。

 

たった、

このひとことで、

 

想いは、

巡ったのに。

 

 

今日、

片づけの終わりに、

 

洋服を1枚と、

ハンカチを2枚、

 

ずいぶんと

時間がかかってしまったけれど、

 

母の想いを「受け取って」、

 

家路につきました。

 

 

5月12日は、

母の日です。

 

もし、この話が、

どなたかのココロに響いたのなら、

 

「受け取るのも、愛」

 

どうぞ、試してみてくださいね。

 

 

 

Have a nice trip!

母の好きだったピンクをアレンジ

 

 

Kua