ファチマの大奇跡と大預言(2) | ふしぎのメダイ

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 託された3つの預言のうち2つが的中

 その日から、聖母マリアは、毎月13日、同じ時刻、同じ場所に現われることを約束し、最後の出現日、10月13日までに通算すると6回、子供たちの前に現われている。
 第3回出現の7月13日には、人類への大警告となった3つの預言を3人の子供たちに託した。

 第1の預言は、当時の第1次世界大戦(1914~1918年)がまもなく終わること。


 第2の預言は、第2次世界大戦の勃発と核兵器の使用、ならびにロシアの脅威である。

 いうまでもなく、この2つは、預言通りになった。

 例えば、第2次世界大戦に対する預言は驚くほどリアルである。

 「皆さんは、いずれ夜間に不思議な大きな光を見るでしょう。その時こそ、戦争、飢餓、教皇に対する迫害の始まりです。神の世界の罪悪に対する天罰の大きなしるしと悟りなさい。
 もし私の願いに耳を貸さない場合は、ロシアはその謬説(びゅうせつ)をもって世界を風靡(ふうび)し、戦争をあおり立て、教会に対して迫害を加えるでしょう」

 事実、1938年1月26日、午後9時から11時にかけて、西ヨーロッパ全体が不思議なオーロラに覆われ、各国の📰新聞は、この異常なオーロラ現象をいっせいに報道した。

 ルチアは、このオーロラ現象について、手記のなかで次のように綴(つづ)っている。

 Г神はそのしるしを現示なさいました。もっとも天文学者たちは、それをオーロラであると決めたようです。しかし、それが現われた状況をよく調べてみれば、オーロラが現われるはずのないことが分かる筈です。
 神は、罪深い国々に罰を与える時が、まさに近づいていることを私たちに知らせるために、それをお示しになったのです」

 その預言通り、ドイツはオーストリアを占領し、世界は第2次世界大戦へと突進していったのです。
 すべては預言通りだった。

   (続く)

 *申し訳ありません。
(2)を飛ばして(3)にいっていたみたいですので遅れて⑵の掲載です