御子の代理者である司祭が金銭、名誉、楽しみへの愛ために悪い生活をおくり、ミサ聖祭を行なう時にも敬虔(けいけん)深くなく、尊敬もはらわないので、神の怒りを呼びくだしているのです。その怒りは目前にあり、司祭の頭上に今にもふりかかりそうになっているのです。不忠実の故に、御子を再び十字架に釘づけようとしている司祭や神に奉献された人々に災いです。神に奉献されている人々の罪は天に届き、復讐を叫びくだしているのです。
この復讐は今戸口に来ています。人類のために憐れみとゆるしを願い求めるような人が一人も見当たらないからです。
世界のために、永遠の御父に対してきずのない犠牲を捧げるに価する高潔な魂がもはやいなくなってしまったのです。