全国の神社の総元締め
「 八咫烏(やたがらす)」が
ついに明かす
神国2000年の秘密
長い日本の歴史を通じ
ー貫して天皇家の祭祀(さいし)を仕切ってきた謎の一族がいる。全国の神社の上の闇の世界に君臨し、時には歴史そのものを動かすほどの、神道界最高の権力を誇る彼らは、
ひそかに「八咫烏」と呼ばれていた。
その彼らが今、2000年の沈黙を破り、
最も神聖なる神社、伊勢神宮の封印を解き放とうとしている。
まさに全世界が震撼(しんかん)するに違いない。
神国「日本」、真実の歴史がついに公開されるのだ。
プロローグは省略したいと思います。
ひょっとしたら最後に記すかもです。
(第一章)
古代神殿の柱が語る
神道「造化三神」の謎
きっかけは、学術的な考古学調査によって、
思わぬ形で神道の奥義の一端が明かさたことだった。
しかもそれは、とんでもない「真実」を暗示していたのだ!
実在していた古代出雲の巨大神殿
2000年4月、日本の神道界(しんとうかい)を揺るがす大発見があった。場所は神の国、出雲、ここに鎮座する出雲大社(いずもおおやしろ)の境内から、古代の神殿の跡が確認され、そこからなんと直径2メートルを超える巨大な木柱が姿を現わしたのである。最初は、社殿を支える9本の柱のうち、もっとも手前の「宇豆柱(うずばしら)」だけだったが、ついにもっとも重中心部の「心御柱(しんみはしら)が出土。
これによって、驚くべきその規模が確定したのである。
現在、出雲大社の高さは24メートル。神社としては、全国でも最大級の社殿である。
が、伝説によれば、かつての社殿の高さは、その倍の48メートル。さらに、神代(かみよ)にいたっては,なんと倍の96メートルもあったという。
これまで、建築学的に見て、こうした高層社殿はあり得ないとされてきた。実際、当地の地盤は軟弱で、砂や礫(れき)がゴロゴにしており、とても巨大な柱を支えるだけの強度はないのだ。
ところが、
(続く)