悪魔の総帥(そうすい)ルシファーが最後の戦いを開始した(2) | ふしぎのメダイ

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 人類のために残された時間は、もう殆んどない!

 (ヴェロニカ)
 「聖母が浮き上がってゆかれます。そしてロザリオを持った手で空の方を指さしています。
 すると、その頭上はるかな空が口を開けていきます。

 ああ!これは美しい!
 光の輪が見えます。プリズムのような光り方をしています。光のプリズムが聖母の頭上はるかから差し込んでくるのです。聖母マリアがうなずいておられます。空高く大きく開いた光の輪の中心から、ちょうど聖母を取り囲むようにして主イエズスが姿を現わしました。
 ああ、光のなかに包まれたイエズスのお姿はそれは美しく見えます。身長はかなり高く見えます。少なくとも6フィート(1.8メートル)あまりあると思われます。聖母が主イエズスの肩口あたりまでしかないことからそれが分かります。
 主イエズスは片手を上げて十字を切られます。
 「父と子と聖霊との御名に於ぃて」

 (イエズス・キリスト)
 
 「私の子供ヴェロニカよ、そしてこの世の私の子供たちよ。私の母マリアは、何年にもわたって行動し、あなたたちを守ろうとしてきた。
 何度、永遠なる父の重い手があなたたちを試練(天罰)の谷底に突き落とそうとしてきたか、そのたびに何度わが母マリアが飛んでいき、あなたたちのために許しを乞うてきたことか。世界はわが母マリアを知っている。
 
 しかし、それでいながら人類はわが母をないがしろにしてきた。核兵器、ミサイル、その他すべての新兵器の数々にどんな偉そうな名前をつけようが、これらはすべての人類を破滅に導く道具でしかないのだ。
 繰り返していおう、こういうものをもし使ったとすれば、たちどころに人類は消滅しまうだろう。

 私の子供と子供たちよ。私たちの心は人類を破滅の道から救い出すために、開かれているのだ。
 これだけはハッキリ言っておこう。

 あなたたちの時間は残り少なくなっているということを。

     (続く)