Г竹取物語」は易で書かれた呪術書であった(2) | ふしぎのメダイ

ふしぎのメダイ

ブログの説明を入力します。


 碁盤の上に碁石を置いて並べ、さらにその上にもぐさを置いて切り火で清め、そこに点火したのだ。

 不思議なことに老女の症状は3日目になると見る間に軽減し、5日目には杖なしで自由に歩くことができる体に戻り、感謝の涙を流して帰っていったのである。

 秋永の用いた霊術は「碁盤療法」と呼ばれるもので、尾川彦治郎という人物が創始したものだった。

 それは病者に対して少しも手を触れず、天地玄妙の理(ことわり)を盤面に表した碁盤一個を使い、Г東洋哲学の神髄秘鍵たる易理」によって病魔を霊的に祓(はら)い、碁石の上に灸をすえるだけで、施術してすぐに霊験(れいげん)を現わすという新療法であった。

 碁盤に秘められた「易経」の霊カ

    (続く)