●3-1 リトミックを活かす場所は
リトミック指導者育成の矢島久美子です。
リトミックはさまざまな乳幼児のいる現場で使うことができる指導法です。
リトミックをよく理解していけば、環境に合わせての活かし方がわかるようになってきます。
そうすると、「リトミック教室」というかたちでなくても、取り入れる方法が見えてきます。
そのためには、リトミックを乳幼児のいる現場で活かすことに焦点を当てて考えてみましょう。
どんな現場だったら、どんな風に使うと楽しいか…
満足できるか…
指導者の工夫次第で、さまざまな場所でリトミックを子どもたちにしてあげることができます。
活用できる場所、あげてみますね。
1.リトミック教室
2.ピアノ教室
3.ベビーマッサージ、サインなどのベビーの教室
4.幼児教室、英語教室、体操教室など
5.保育園、幼稚園
6.家庭
リトミック教室だけでなく、このように他でも活用できます。
【2.ピアノ教室】
・ピアノにはまだ早いお子さんの少人数レッスンなら、自宅教室でもできますね。
・低年齢のピアノ個人レッスンでリトミックを活かすこともできます。
【3.ベビー教室】
・ベビーリトミックを取り入れることで、その主となるベビーレッスンに特色を出し、さらに楽しくすることができます。
・0歳児を過ぎても就園前3歳まで、リトミックに移行していただき、長くお子さんの成長を見守ることができます。
【4.幼児教室、英語教室、体操教室など】
主となる知育、英語、体操などのレッスンにリトミックをうまく取り入れることで、幼児の集中力を増すことができます。
【5.保育園、幼稚園】
この特徴は、なんと言っても、日課として組み込むことができることです。
短時間でも日々継続してできることは、効果が期待できます。
【6.家庭】
ママパパとお子さんとのコミュニケーションに最適です。
このように、その現場に合ったリトミック活用法があります。
この3章では、活用するときの基本について書いていきますね。
【3】リトミックを活かせる場所と人とは…
3-1. リトミックを活かす場所は