またまた紹介状を持ってかかりつけ病院へ。
先生に呼ばれて診察室へ入室。
先生
「紹介状を見せてもらったけど、どんな症状が出たの?」
それから症状について説明。
先生
「そっかぁ。それはびっくりしたね。私もね、この話を聞いた時びっくりしました。」
私
「私もビックリしました。だって点滴終わって2ヶ月経ってないんですよ?そんなことあります?早すぎません?」
先生
「HER2は他のタイプと比べて増えるスピードが早くて脳転移をしやすいと言われてるから、それもあるかもしれないね。」
※乳がんと言われた時、HER2について調べまくってたら、そういう情報があったのは確か。そして、それを恐れてた。まさか現実になろうとは。
私
「脳外の先生は数ヶ月でこれくらいの大きさになったって言ってましたけど、ハーパーしてる最中にも大きくなってたってことですか?」
先生
「それは脳を撮ってないから比べようがないけど、あんまり効いてないってことになるかな。」
ズコーン。
それからは今後の話へ。
先生
「ひとまず、向こうの病院でガンマナイフをしたら2つの選択肢があって、1つ目はは何もせずに様子を見る。今のところ脳腫瘍も1つみたいだし、他に転移はないから、また症状が出てきてから考えるということ。2つ目は、脳転移をしたということは、身体のどこかにも転移していると考えて抗がん剤を始めるということかな。」
私
「今度の抗がん剤は、どんな抗がん剤になりますか?」
先生
「分子標的薬と抗がん剤を合わせたお薬になるかな。」
私
「倦怠感とかどんな感じですかね?髪の毛、また抜けます?仕事続けられるくらいですか?」
先生
「今までみたいなしんどさほどではないと思うよ。お仕事も続けらるんじゃないかな。髪の毛は前みたいにドサっと抜けることはないと思うけど、2〜3割の人は薄くなるかな。」
私
「もうタキサン系のお薬とかはしませんか…?」
先生
「あぁいうお薬は心臓に負担がかかったりして何回もできるっていうお薬じゃないし、その治療をした結果、今回再発したということを考えたらあまり効いていないと考えて、もうしないと思います。」
ドセタキセルは2度とやりたくないと思ってたので、ちょっと安心した。
私
「う〜ん…。なるほど、わかりました。あ〜、どうしよっかな〜…。」
多分、いや、絶対私には
ガンマナイフをした後
何もせずに様子を見るということはありえないことだと分かっていて答えも出てるのに
・たしかに脳以外は今のところ転移はないから、様子見もあり?
・今回やると決めたらエンドレス
・またヅラ生活へ戻るかも
といった雑念が私の思考を混乱させる。
しかも、まだ転移があると言われて半日。
睡眠不足と空腹も相まって
現実に頭を追いつかせることでいっぱい。
旦那さん
「〇〇(私)の言いたいこととか辛い気持ちは分かるけど、俺は抗がん剤をして欲しい。様子を見るっていうのは危険すぎると思う。」
と。
私
「それは分かるけどね〜、でもね〜、嫌やもん。」
「子どもか」と思われる返答をしてしまった。
そんなやりとりを見ていた先生が
先生
「まぁ今すぐに決めなくていいので、また2週間後くらいに診察入れときましょうか。その時までにまた考えてみて。」
と、私に考える時間の猶予をくれました。
こうして
長い長い半日が終わりました。