ハーセプチンとパージェタ。
本当に本当に
大変お世話になったお薬です
なにがすごいって
副作用でグロッキーになることがない!
でも
副作用がゼロというわけではなく。
分子標的薬ならではの副作用ってもんがあるんですね。
だいぶ遅くなりましたが
自分の覚書としても
ちょっとハーパーの副作用について
まとめてみようかと思います
※注:長いです!
①爪が弱い
これは何度もブログに書いてきたやつです。
ハーパーのみの点滴になってから
ECで紫に変色した部分が剥がれて
爪が伸びてきたと思っても
すぐに割れるわ、欠けるわ、ヒビが入るわで
なかなか手先が不自由だった。
これはホントにノーマークやったやつ。
で、爪がいい感じに生えそろった頃
人生初のジェルネイルに挑戦して
自爪を取り戻しました!(→その時の様子)
復職してからはジェルネイルはできないので
ネイルセラムを塗って爪が乾燥しないように気を付けています。
というか、気を付けてました。(←過去形)
もう仕事中の手洗う回数とかアルコール消毒とかで
ネイルセラムが剥げるはげる。
『塗る意味なし』でございます。
ということで、今は自爪オンリーで頑張ってます
前ほど「ボロボロ欠けて困る!」
ということは、だーいぶ減ってきましたよ
②ざそう様皮膚炎(軽度)
放射線を当てた時に
脇にポツポツと
ニキビのようなものができたのが始まりだったと思います。
初めは帯状発疹を疑っていたけど
全然広がらないし痛くない。(→その時の様子)
主治医に確認したら
「ハーセプチンとかの副作用かもね」
ってことでした。
それからどんどん増えたりすることはなくって
何気なしにポリポリ掻いたところに
ポツッとできていて気付く。
って感じでした。
体幹にできることが多かったですが
顔や手足にもできました。
「吹き出物?」と思うんですが
中心部が膿んで白くなることがないので
吹き出物とちょいと様子が違います。
まぁ、これに対しては
特に処置をしなくても大丈夫でした!
だいたい点滴1クール(3週間)くらいで消えてました
③皮膚の乾燥とかゆみ
「冬は体が乾燥するのは当たり前」
と思っていたけれど
今年の冬、いつもと違ったことと言えば
シャワーを長めに浴びたり湯船に浸かっていると
体がピリピリしてきて
予定よりもお風呂を早く切り上げなくてはいけなかったこと
ちょうど体が温まってきた頃に
このピリピリに襲われて
今年は満足いくまで
お風呂に入ることはできませんでした~
今思えば、身体が温まってきたころに汗が出てきたのが原因かな?と思ってます。
というのも、
生活していて汗ばむ季節になってきた頃
『汗ばむ→ピリピリに襲われる』という現象が起き始めたんで…。
これも最近なくなったな〜
あ!
そういえば、ハーパーをしだした初めの頃は
手のひらくらいの赤い湿疹が背中や足首にできて
終わりの頃は親指くらいの赤い湿疹がお腹にできました。
しかも静かに現れるもんだから
「なんじゃこりゃ!?」ってな感じで気づくという。
でも、どんどん広がるわけじゃないから(しかもハーパーの副作用だと確信してたから)
保湿剤だけで乗り越えました
④鼻血
ドセタキセルの点滴が終わってからも鼻血が続いておりました。
主治医にも伝えたんですが
「それは耳鼻科に行って焼くしかない」と。
しばらく様子みてたんですが
治りかけてまた切れてを繰り返して鼻が痛かったので耳鼻科へ行ったらですね、
「これ焼きましょう」と言いながら、
私の返事を待つことなく鼻へ麻酔のための綿を詰め込み
半強制的に左の鼻を焼いたということが12月にありました。
(右の鼻は小学生の頃に血管を焼灼済み)
それからは、タラ~っと勝手に出てくることはなくなりましたが、
お風呂で顔を洗うと
「ん?なんか血の味がするぞ」と気づいて
うっすら血が出ているということはありました。
それも最近はなくなったな〜
以上、気になったのはこれくらいです!
1番出て欲しくなかった副作用の『下痢』は
私には出ませんでした
ドセタキセルもしている時は粘膜がやられまくって下痢がめちゃくちゃ辛かったので
「ハーパーで下痢だけはこないで〜」と本気で願ってましたからね。
よかった〜
ハーパーは合計18回しないといけないので
すごーく長い道のりのような気がしてましたが
過ぎてしまえば早かったような。
で、復帰するまでに時間もあったので
ハーセプチンをする身として
「これは観ておきたいな〜」
と思ってた映画がありまして。
それがこれ
ハーセプチンができるまでのことが
描かれているようで。
この薬ができてから
HER2陽性の患者さんの予後が変わった。
そんな映画を観ないわけにはいかないでしょ!
って、まだ観てないですがね。←おい。
でも、必ず観ようと思ってます!
(ほんとに!)
仕事復帰してからというもの
やること多すぎて1日時間が足りん!
あ〜、休職中に観ておくべきだった
今さら激しく後悔しております。
さて、
ハーセプチンとパージェタは
わたしの身体にどれほど効いてくれるのか。
無治療となった今
これからが本当の勝負です!