今回のHBOCの検査では
『BRCA1』と『BRCA2』という
2つの遺伝子を調べます。
(他にも乳がんに関係する遺伝子もありますが)
カウンセリングが終わってから
採血に行くまでの間、
ちょいちょい情報収集をしていた私。
すると、
乳がんのサブタイプ別に
BRCA1/2に変異がみられた割合が書かれているのを発見。
【BRCA1変異】は
TN(70〜80%)>ルミナール(20〜30%)>HER2(10%)
【BRCA2変異】は
ルミナール(80%)>TN(10〜20%)>HER2(5%未満)
の割合(おおよそ)で構成されているそうです。
そもそも、
BRCA変異のある乳がん患者は
乳がん罹患者全体の5〜10%程度。
そのうちのHER2陽性でBRCA変異のある割合を考えると、
なんとまぁ少ないこと
私はHER2タイプで
家系で乳がんの人が多かったわけでもなく、
BRCA変異が陽性である確率は低いな…。
20万も出して、調べる意味あるかな…。
と、あれほど調べる気満々だったのに
調べることについて疑問を抱きだし…。
カウンセリングの時に先生が言ってた
「kurowaさんはHER2陽性だから…」の意味は
「BRCA変異が陽性の確率は低いけどね」
っていうことだったのか⁉️
たぶん、そうだな…。
おそばせながら気がつきました
また、調べててよく出てきたワードが
『BRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性』
これは、2018年7月から保険適応となった
PARP阻害薬(オラパリブ:商品名リムパーザ)
に関連する記事でよく目にしました
詳しくは、この対象者が
『がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳がん』の人とのこと。
え、BRCA陽性でもHER2陽性なら
この薬使えないってこと?
なぜ?
せっかく調べて陽性でも使えんって
どない?
もう私の頭は???だらけ。
今度採血の前に先生に聞いてみよう。
それで納得したら検査を受けよう。
そう決めたのでした