11月学内展示会 その1 | 駒澤大学 Modeler's

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駒澤大学 公認団体 模型サークル「Modeler's」のBlogです。

こんにちは!駒澤大学Modeler'sです!

今回は、先月の学内展示会にて集まった作品を紹介していきたいと思います。

たくさんの作品が集まったため、今回はその中から30作品を選び、前後編に分けて紹介していきたいと思います。

前編ではガンダムの模型から15作品を紹介します。

それでは早速見ていきましょう‼︎

 

Zガンダム ver.F

 

こちらは、製作者にとっての理想のZガンダムを目指して製作された作品です。

劇場版のZガンダムのデザインを目指し、HG Zガンダム、HGUC Zガンダム、Zガンダム(U.C.0088)をミキシングしています。

また、ビームライフルとバックパックにはネオジム磁石が内蔵されていて、ライフルを背部にマウントすることが可能になっています。

変形はオミットされていますが、各部ディテールに加え可動範囲も申し分なく、製作者のZガンダムへの愛が感じられます。

 

ガンダムAGE-3スクエア

 

こちらは、HG AGE-3ノーマルとトライエイジマグナムを使用しています。

戦後、宇宙海賊ビシディアンが行った宇宙資源探査にキオが参加していたら?というIF設定のもとに製作されており、採集作業を行うローグバットをデブリから守るために狙撃型のロングドッズライフルを装備しています。

製作者はシルヴァ・バレト・サプレッサーから発想を得ていて、カラーリングも気に入っているとのことです。

低視認性を重視したカラーリングに加え、胸部には髑髏をモチーフにしたビシディアンのロゴマークがあり、製作者のこだわりが伝わってくる作品ですね。

 

ヴェイガンスレイヤー

 

こちらの作品は、MG ガンダムAGE-1スパローを使用し、ニンジャスレイヤーを意識して作られた作品となっています。

写真にもある、シグル・ニンジャブレードはシグルブレイドにアクリル板からスクラッチした刀身を接続して製作されており、背中に装備することが可能です。

また、マフラーはペーパータオルを使って再現されていて、忍殺メンポの代わりに胸部に「殺」の文字が書かれています。

まさか、AGE-1がニンジャスレイヤーになってしまうとは‼︎ 

再現度の高さから、製作者の技術とこだわりが感じられるかっこいい作品ですね。

 

 

ジム・スナイパーⅡ(WD)

 

こちらの作品は、なんとプレバンのジム・スナイパーⅡホワイト・ディンゴ隊仕様のキットは一切使わずに、HGUC ジム・スナイパーを素体にミキシングを行なってホワイト・ディンゴ隊仕様として製作しています。

ロング・レンジ・ビームライフルはシステムウェポンキットのものを使い、シールドは陸戦型シールドにラージシールドの下半分をつけています。

また本体も、腕部の延長、足首の稼働軸追加、バルカンユニットのスクラッチなどの様々な改造を行なっています。

プレバンのものよりもシールドの横幅が大きくなったことや、延長工作などによって全体のバランスがとても綺麗でかっこいいジムになっていますね。

 

ノブナガエピオン

 

こちらの作品は、SDW HEROES 信長ガンダムエピオンを塗装して製作されています。

鮮やかな配色にも驚きですが、それ以上に曲線の模様や胴部分の複雑な色分けなどのマスキングが丁寧に行われていて、製作者の塗装に対する努力を惜しまない姿勢が感じられる作品ですね。また、塗装によるSDガンダムシリーズの可能性を教えてもらえる作品にもなっています。

 

ガンダム龍御神

 

こちらの作品は、ガンプラバトルで製作者専用の機体というコンセプトで製作されています。

HGUC ジム・スナイパーⅡとHGBD:R ゼルトザームの頭部を使っています。

機体各部に様々な加工が行われており、その中でもガンダムの脚部パーツを脚部側面につけるという手法には、製作者の発想力が光ります。

また、最大の特徴とも言えるブースターはフレキシブルな稼働が可能で、パイプはランナーを切り取って使っています。

こなブースターは、製作者曰くガンダムダブルオースカイの「ラッシュポジション」と、マブラヴの「戦術機」から着想を得ているとのことです。

製作者の柔軟な発想力に脱帽です。

 

アストレイダブルリベイク

ミラージュフレーム

 

この作品は、HGBD:R ロードアストレイダブルリベイクにアレンジを加え、アストレイミラージュフレームセカンドイシューの配色で作っています。

ダブルリベイクの大きな特徴の一つである脚部パーツを前に来るように変更し、RGアストレイレッドフレームのガーベラ・ストレートを塗装して「天羽々斬」として装備しています。

この作品のモチーフはミラージュフレームなので、もちろん四足獣形態「ブルートモード」への変形が可能です。

今回は、写真の枚数の関係で載せることができませんでしたが、もし興味を持っていただけたら「ダイバーズコンペ」の記事に変形後の姿が載っていますので、ぜひご覧ください。

 

百式 (アニメ塗り)

 

こちらの作品は、Reviveの百式を使ってアニメ塗りで製作されています。

アクリル塗料を使用し、全身を筆塗りで塗装しています。使用キットは1/144であり、パーツが小さいため、製作者は塗装が大変だったと言っていました。

この作品の特徴は、黒のマッキーを使用してエッジ部分の輪郭を描いてるので、アニメのような見た目にすることに成功しているところです。

影がしっかりと濃い色で塗装されていることで、明暗がはっきりしていて、よりイラストに近づいていると感じます。

この塗装をしようと思ったこともそうですが、しっかりとやり遂げた製作者に驚きですね。

 

ガンダムグレモリー 

     ハイマニューバ

 

こちらの作品は、HGBF ガンプラエクシアダークマター、HG ガンダムグレモリー、HG ガンダムバエル、HG グリムゲルデ、HGBD:R G-エルスを使用して製作されています。

機体コンセプトは、グレモリーを高機動型に改造するというもので、シナンジュのバーニアのイメージでダークマターブースターを取り付けています。製作者曰く、このブースターは最も試行錯誤した部分とのことです。

また、グリムゲルデのシールドをG-エルスの腕に装備し、バエルソードは腰部装甲に装備できるように改造しています。

その中でもこの作品の最も驚くべき部分は、なんと全ての塗装をガンダムマーカーで行なっているというところです。一体どれほどの時間を費やしたことでしょう。製作者の根気強さが伝わってくる作品ですね。

 

ティエレン地上型

 

この作品は、HG ティエレン(地上型)を部分塗装して製作されています。

シールで補いきれていない部分を塗装しており、

各部に見られる傷は製作者曰く、ダメージ加工をしようとして挫折した名残とのことです。

ティエレン(地上型)というとソレスタルビーイングに一方的に殲滅される印象が強いですが、こうして立体物を見ると、やられ役にはもったいないような重厚感と洗練されたデザインが感じられて、改めてティエレンの良さがわかります。

また、挫折したとはいえ、こちらの作品も丁寧に仕上げられているのでかっこいいですね。

 

Ξガンダムペーネロペーユニット

こちらの作品は、ご覧の通りHG ΞガンダムをベースにHG ペーネロペーのフライトユニットを装備させて製作されています。
本機体のコンセプトとしては、アナハイムがクスィーの拡張案として発案したというもので、製作者はアナハイムならやりかねないと仰っていました。
この作品の驚くべきところは、ペーネロペー風のフライトフォームにも移行できるという点です。
一機でさえ、とてつもない大きさを誇るHG Ξガンダムにペーネロペーの外装が装着されたことで、展示会の中でも一際大きな存在感を放つ凄い作品でした。
 
アウローラストライク ft.AGE
こちらの作品は主に、HG エールストライク、HG アカツキなどを用いています。
色々なガンダム作品の力を借りて戦う、製作者オリジナルのストライクというコンセプトで製作されており、今回の展示会ではガンダムAGEの装備をしているため、featuring AGEとなっています。
こちらの作品も、展示会の中で大きな存在感を放っており、本体の細かいディテールに加え、追加装備のAGEの武装構成も作品への愛が感じられるものになっていて、製作者のこだわりが伝わってくると同時に、他のガンダム作品ではどのような武装構成になるのだろうという想像を膨らませてもらえる作品でした。
 
ゲッター1アーマー
こちらの作品は、HGBD:R ユーラヴェンガンダム、HGBD:R ネプテイトユニットなどを使用し、コアガンダムの新たなアーマーとして製作された作品です。
モチーフは名前の通りゲッター1で、カラーリングは真ゲッターのものを参考にして塗装されています。
この作品の1番の特徴とも言えるゲッタートマホークは、HGFC デスアーミーの金棒型ライフルを元にして作られています。
コアガンダムのプラネッツシステムの可能性を感じる作品であることもそうですが、やはり驚くべきはその再現度の高さです。ゴツゴツとした金棒型ライフルを使用しているところから、初代ゲッター1へのリスペクトも感じられます。
 
コアガンダム・マックスター
こちらの作品は、1/144 ガンダムマックスター、HGBD:R コアガンダム&ヴィートルーユニットなどを使用し、コアガンダムのアーマーとしてガンダムマックスターが製作されています。
改造の手法としては、ヴィートルーに1/144 マックスターの肩部アーマーを取り付け、腕部には1/100 マックスターのナックルを取り付けるというもので、アメリカンドリームに目覚めたヒロトの愛機(嘘)として作られています。
マッシヴなフォルムは製作者のお気に入りとのことです。
リメイクされたガンダムマックスターという印象で、とてもかっこいい作品ですね。

ギアガンダム
    ・イチイバルアーマー
こちらの作品は、主にHGBD:R ジュピターヴガンダムを使用して、シンフォギアを再現して製作されています。
ガトリングとミサイルはその再現度の高さに加え、サイズ感も相まって展示会の中で大きな存在感を放っていました。
この作品の凄いところは、コアガンダムが素体になっているのでコアチェンジによって、他のシンフォギアを再現することができるという点です。
今回の展示会では、最も人気があったイチイバルアーマーでの展示となりました。
一つ再現するだけでも大変なのに、たくさんあるシンフォギアを組み替えで再現可能にしているところに、製作者の愛が感じられる素晴らしい作品ですね。
 
 
閲覧いただきありがとうございます!
ここまで、前編のガンプラ15作品を紹介してきました。
後編はガンダム以外の模型作品やスケールモデルを15作品紹介していきます!
それでは、後編の記事でお会いしましょう!