先日、Naさんが、帰ってくるなり、
めちゃくちゃ不機嫌で、、、
こっちが気をつかうわーーってくらいでした。
「めっちゃむかつく!」
「なんなんさ!」
つづく愚痴、悪口、マイナスな言葉たち、、、
一時期、そういう言葉をきいていて、自分がしんどくなった時もありましたが、
その時は、その状況をなんとかしてあげないと、、、と思ってたな〜
今は、聴くに徹しています!
そしたらね、しばらくしたら、
「ごめんなさい」
「取り乱しました」
だってーー
思わず、「ブッ」てなってしまいました。
「まあ、自分がやらなあかんこと、やるわ」
「to doリスト、つくるわ」といっておりました。
ちゃんと自分で整えて、また、立ち上がっていく。
その力があると、感じました。
泣いている時は?
「聴く」でいいのは、
もう、子どもが大きいからじゃないのかな?
泣いている時はどうしたらいいのかな?
と、思うかもしれません。
子どもが小さいときや、
子どもが泣いているときなどは、
保育園や、幼稚園、小学校に
事情をきいて、相手の子に話をきいてもらって、
お互いに謝って、仲直り的な解決も、
できるかもしれませんね。
では、その解決方法は、いつまでつづけていきますか?
子どもが中学生、高校生になって行った時に、
学校に電話して、、、とは、なかなかならないかもしれませんし、
親や先生、大人からわからない場面での出来事も増えていきます。
だからこそ、自分で整えて、立ち直っていくという力を育てていきたいなと思うのです。
大切なことは、まず、親である私たちが、
「この子には、解決する力がある」
「この子には、乗り越える力がある」
そう思っているかどうか?
もちろん、一人で乗り越えろ!!一人で乗り越えさせろ!!と言っているのではありません。
親が何かしてあげなくても、
この子には、この子なりの解決の方法を決めて進むことができるし、
落ち込んでいたとしても、自分で整えて、また落ち着くことができる
そう、信じていくことが、
問題解決することよりも、実は大切なことなのではないか?と思っています。
嫌なことを言われたことを
今、悲しくて、ないているのならば、
「悲しいね」
「嫌だったね」
と、今、かんじている気持ちに寄り添っていく。
その上で、「どうしていこうか?」と一緒に考えて行けたらいいな、と思います。
毎日、子どもたちをみていて、
自分の気持ちに寄り添えている子はすくないな、と感じています。
悲しいときに、悲しい
ツラい時に、ツラい
嫌だった時に、嫌だった
そのまんま感じたことを、
否定されることなく、聴いてくれるひとがいるだけで、
実は、子どもは、
自分でまた、立ち直っていくのです。
ママからの勇気づけで、
子どもたちは、自分で、勇気をもって、立ち直っていくのです。
本当に望んでいることは、解決でしょうか?
親が、解決しつづけていると、
子どもは何を学ぶでしょうか?
子どもに何が届くでしょうか?
手を貸してあげたくなる時もあるけれど、
そんな時こそ、その手で背中を優しくさすってあげてくださいね。
あなたからの愛と勇気で、
子どもは、困難を乗り越える勇気ある人になっていきますよ!