フレンチ・ディスパッチ  ザ・リバティ・カンザス・イヴニング・サン別冊 | Every Little Step (新)

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りおうさんの更なる進化を求めて。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ・カンザス・イヴニング・サン別冊

(原題: THE FRENCH DISPATCH)

2021年アメリカ 日本公開2022年1月

監督ウェス・アンダーソン

ビル・マーレイ/ベニチオ・デル・トロ/レア・セドゥ/フランシス・マクドーマンド/ティモシー・シャラメ

画像

  (C)2021 20th Century Studios. All rights reserved.

 

 

ウェスの新作を見るのが人生の楽しみのひとつっ!!

というくらいウェス・アンダーソン監督が大好きです。

あ、だからって語ったりとかできるわけではないです。

単純に『大好き』な監督さんなだけです。

全作品見てるとかそういうのでもないのでコアなやばい人ではないです、大丈夫です。

 

フレンチディスパッチの公開ももちろん楽しみにしてて

待ちきれなくて

わしのスマホのホーム画面はフレンチディスパッチにしてしまったニコニコ

 

こんなに楽しみにしてたにも関わらず

非常に体調の悪い中鑑賞してしまったので

正直もう1回見たいです。

(予約してたのでがんばって見てきた。)

あ、コロナ関係とかではないですよ。

 

 

とにかく情報量が多い

ウェスアンダーソン監督の画面作りはほんとにすごい!
どこからあんなセンスが生まれてくるんだろうと
自分がいかに凡人であるかということを思い知らされる。
それでも見てて楽しいし
それに合わせて人物の動きもコミカルに見えてきて
ワクワクするんですよね!
ただ、どうしても合わない人は合わないと思います。
良くも悪くもこれが監督の持ち味だし個性ですしね。
今回はモノクロもアニメーションも多用していたように思います。
内容も画面も
なんだかごちゃごちゃした印象をうけるのに
鑑賞後はなんだかほっこりするっていう。
今作もそうでした。
 
 

全3話から構成されるオムニバス

正直一つ一つをしっかり理解しながら見るというのは

なかなか難解なのではないかな。

あれよあれよとスピーディー展開してて

いつのまにかワールドに引き込まれてる。

そんな映画。

序章+3話構成になっているけれど 1話1話にとくに伏線もつながりもないので

勘ぐって見る必要はない。

どのお話も好きなんだけど

興味深かったのは 1話目の『確固たる名作』。

前から レア・セドゥがあまり好きではないと言っているわしだけれど

この彼女はとても良かった。

ベニチオ・デル・トロもよかったし 登場人物がとても良かった。

2話目に登場したティモシー・シャラメは

ほんとに画面上でこの上ない魅力を発揮する。

どんな作品でもこれだけのクオリティで演技できるんだ!って思いました。

3話目に登場するいわゆるウェス組のシアーシャ・ローナンは

出演こそほんの少しだけだけど

そのビジュアルと存在感で結構な印象をわしに与えてくれました。

あと、ジェフリー・ライトの髪型がなんか

クスっとなった。

 

とにかくキャストが豪華なのは言わずもがななんだけど

それにこたえる役者陣もなかなかです!

 

ブラックジョークな感じや

サラッとグロ要素を出してくる

ということは今回は見受けられなかったけどね。

 

 

 

今作も何回も見たいけど

もうすでに、次はどんなのを作ってくれるんだろう

という楽しみが尽きない。

 

 

万人にはすすめられないけれど

興味があれば

独特のウェスワールド、体験してみてはどうですか?