アメリカン・ハッスル | Every Little Step (新)

Every Little Step (新)

りおうさんの更なる進化を求めて。

アメリカン・ハッスル(原題:AMERICAN HUSTLE)
2013年アメリカ 日本公開2014年1月
監督デビット・O・ラッセル
クリスチャン・ベール/ブラッドリー・クーパー/エイミー・アダムス/ジェニファー・ローレンス

ジェレミー・レナ―
画像
(C)2013CTMG


【雑感その1】
微妙。
とにかくセリフの応酬。
脳みそがついていけなかった。
世界にひとつのプレイブックの時もそうだけど
イマイチのめりこめない。
この監督の作品はわしには合わないのかもしれない。
もちろんところどころ笑える部分もあるし
くだらない映画というわけではない。
日本ではあまり受けないかもしれないなぁという印象。
だいたいこの手の作品のレビューにありがちなのが
演技合戦とかいうやつ。
それって中味ないってことじゃね?と思うんだけど。
わしも無理して評価したらそういう事になるけど。
もちろんそれぞれの役者はおもしろいし
キャラもちゃんと立ってるのでお話としてはきっちり仕上がっています。
ただちょっとややこしいのとそれに加えてセリフが多い。

原作があるのではなくて
実際にあった米国史に残る政治スキャンダル“アブスキャム事件”を
基にして作られています。
すべて史実に添って忠実に作られているわけではなく
あくまで基にしているというだけみたいです。


【適当なあらすじ】
舞台は70年代後半のアメリカ。
詐欺師のアーヴィン(C・ベイル)と愛人のシドニー(E・アダムス)は
FBI捜査官リッチー(B・クーパー)に逮捕されてしまう。
しかし無罪放免を条件にFBIに協力することとなり
捜査の標的となった市長カーマイン(J・レナ―)に近づいてゆく。
一方でアーヴィンとシドニーの仲に
嫉妬するアーヴィンの妻ロザリン(J・ローレンス)が
状況をかき乱してゆく…。


【キャスト】
中年太りのアーヴイン役はクリスチャン・ベール。
前々から彼の役作りは話題になっていますが
今回も見事なでっぷりお腹を披露しています。
そこまでする必要がsるのか?と言いたくなるくらい。
めちゃめちゃストイックだなぁ。
太ってるし全編ほぼ70~80年代にありがちな
グラサンかけているのでパっと見てわかんない。
しかもヅラだしなんであんなのが(劇中で)モテるのかが謎だ。
あぁ彼はズラかぶってる役なんですのよ。

シドニー役はエイミー・アダムス。
あんまり好きな役者さんじゃないんだけど
この役は割と好感が持てました。
出てくるメンツではまぁまとも…に見えるけど曲者。
セクシー衣裳も多いけどなにせ時代が70年代後半なので
なんとも。

FBI捜査官リッチー役にブラッドリー・クーパー。
前作(世界にひとつのプレイブック)と似たような
どこかがおかしい役どころ。
というかあのヘアースタイルよ。だってちゃんとカーラー巻いてんのよ。
カーラー巻いてもあそこまでくるっくるにはならんわ。

アーヴィンの妻ロザリン役にジェニファー・ローレンス。
なんでいつもメンヘラ役をやらすんだろうか?
まじもう勘弁。
ブラッドリー・クーパーもそうだけど毎回同じような役をキャスティング
する意味がわからん。
ちなみに出番は多くないですが強烈な印象を残します。
わしはジェニファー・ローレンスは嫌いですが
次はいつ出てくるんだろうといつしか期待しながら見てしまってた。
まぁ相変わらずのとんでもない抜群のプロポーションを
披露してくれるけど
わざとなのかちょっと老けた感じに見えるのが残念。

市長カーマイン役にジェレミー・レナー。
まぁ個性豊かな俳優陣の中では若干目立たなかったかな。
彼は役柄でもズラではないんだけどどっからどうみても
こっちの方(アーヴィンより)がズラに見えるのはなぜ。
あのボリューミーなリーゼントが素晴らしい。

そしてそしてシークレットであの方が出演しております。
世界にひとつの~を観た方ならわかると思いますが。
あの方が出てた場面が一番緊張感があっておもしろかったです!

【雑感その2】
早い話、上映中2度も寝た。
もちろんちょっと疲れもあったんだけど
2度も寝たのでそりゃわけわからんという。
なのでロクな感想も書けてない。
音楽はダニー・エルフマンが担当。
でも印象に残るのは70年代のなつかしい曲ばかりで
ハマる人にはハマる。
映画自体もそうだけど。
ただ、一般的に大衆受けする作品ではないなぁ。
わしが個人的にデビット・O・ラッセル監督作品に合わないだけかもしれんが。
あまり大きな期待をせずに観る方が◎



2014-③