10月に読んだ本 まとめ。 | Every Little Step (新)

Every Little Step (新)

りおうさんの更なる進化を求めて。

10月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1811ページ
ナイス数:16ナイス

凍りのくじら (講談社文庫)凍りのくじら (講談社文庫)
何を目的として読んでいるのかが見えない作品だった。 だたタイトルや作品全体的な雰囲気が【冷たさ】を与えるが実はラストはとても【暖かい】ものへと変わっていく。 淡々としていて読み進めにくいけれどとにかく最後はじんわりとその世界に浸れる作品。
読了日:10月23日 著者:辻村 深月
聖☆おにいさん(7) (モーニングKC)聖☆おにいさん(7) (モーニングKC)
読了日:10月21日 著者:中村 光
子どもたちは夜と遊ぶ 下 (3) (講談社文庫 つ 28-4)子どもたちは夜と遊ぶ 下 (3) (講談社文庫 つ 28-4)
上巻ラストからようやっとおもしろくなってきて下巻はかなりおもしろく読めました。でも終盤がちょっとダラダラしていた。 ただエピローグは秀逸。 何とも言えない切なさが残る。そしてこれが恋愛小説だということに気付いた。正直読後は悪くない。 なんだか心に残る不思議な感覚。
読了日:10月13日 著者:辻村 深月
子どもたちは夜と遊ぶ 上 (1) (講談社文庫 つ 28-3)子どもたちは夜と遊ぶ 上 (1) (講談社文庫 つ 28-3)
話があちこちに飛ぶのでその辺がのめり込みにくい。 最後の最後でようやっと面白くなってきます。 伏線なのかもしれないけれどもうちょっとまとめられる気はします。
読了日:10月01日 著者:辻村 深月




今月はわしにしてはハイペースで読んだ。
ってもうち1冊はほぼ9月に読んでたまたま読み終えたのが10月だった
わけだけど。

『凍りのくじら』
こちらはおねーちゃんからの借りもの。
各章タイトルがドラえもんの道具の名前で成り立っています。
例えばどこでもドアだとか。
読後の感想にも書いたとおり 最後はなんだか暖かくなれる作品。
でも子どもたちは夜と遊ぶやぼくのメジャースプーンに比べると
エピローグは弱いです。
辻村深月作品を読むならば これを一番最初に読むといいらしい。
微妙に作品がリンクしているので。
わしは適当に読んでいるけど。

『聖☆おにいさん』7巻
やっと出た出た7巻。
今回もおもしろかった。てか7巻けっこう好きかも。
でも作者出産育児の為しばらく休載となっているので
8巻は先になりそうですね。

『子どもたちは夜と遊ぶ』上・下
とにかく上巻の前半~からの ダラダラ感はつらい。
けどぼくのメジャースプーンよりも世界観としては好き。
後半~下巻中盤までは おもしろくて普段読書しない時間までも
かじりついて読んでました。
エンジンかかるのが遅いというか
この人の作品って 登場キャラが作者の中で完成されていて
このキャラはこうでこういう考え方で…ってその人物について
書きたいことが多いんだと思う。
でもその分こちら(読み手)側に 想像する余裕を与えてくれない。
がちがちに固められちゃう。
小説って漫画とは違って 自分の中で世界を創造できるものだと
思うのね それをがっちり作られちゃって
事細かに説明される。
それで上下巻というのが多いのではないかな。
気持ちはわかるんだ。作者のそういう。

まぁでもおもしろかったのは確か。
物語最後はまたダラダラというか失速して
あんまりおもしろくはなかったけど
エピローグは秀逸。
この本は再読したいと思える作品。