午前十時の映画祭。【レベッカ】 | Every Little Step (新)

Every Little Step (新)

りおうさんの更なる進化を求めて。

レベッカ(原題:Rebecca)
1940年アメリカ 日本公開1951年4月7日。
原作 ダフネ・デュ・モーリア
監督 アルフレッド・ヒッチコック
ジョーン・フォンティン ローレンス・オリヴィエ
Every Little Step (新)

わしの大好きなヒッチコック作品!
レベッカはDVDで見たけれど
正直、あまり内容を覚えていなかった。
やっぱりやっぱり!スクリーンで見ると違う!
面白かった!
『わたし』役のジョーン・フォンティンはやっぱり綺麗だった。
あの時代の定番の女優さんって感じだった。
マキシム役のローレンス・オリヴィエがやたら色っぽかった。
いや、おっさんにはセクシーと言った方がいいか。

“レベッカ”という名の前妻の影におびえながら
次第に追いつめられていく【わたし】。
その影を形造っているのは ダンヴァーズ夫人というメイド。
わしゃDVDで見た時よりも
あ、この人案外イイ人なんかも。という印象を持っちゃったんだけど
どうなんだろうか。
悪い人ではないんだろうけどね。

ラストのネタばれくらいまでは十分面白いんだけど
そのあとはちょっとダレてきて
そしてさらに待ち受ける大逆転になるころには
また盛り返してきてるんだけど
もうちょっとコンパクトにできたかなー?と思っちゃったり。
でもしっかり原作がある作品だし
話としてはとてもよくできています。
浮浪者のベンとかもうちょっと謎ときにからむと
面白かったかなと思うけど。

ちなみに画像のダンヴァーズ夫人 なんか怖いよね。
イイ感じでミステリーっぽい。
そして同じく画像の【わたし】が
なんとなくうちのママに似てるのはわしの気のせいでせうか。

この映画はゴシック・ロマンと言われることもあるようですが
確かに中世の古城って雰囲気がぴったり。
ちょっとヨーロッパミステリーっぽい感じがします。
世界観としてはゴシック・ロマンかもしれないけれど
内容としては恋愛ミステリーに近いかなと思いますた。