『天使と悪魔』。
豚インフルとかで予約がとれなかったり、用事があったりなどで
なかなか見ることができなかったんですけど。
ようやく、ようやく
めっちゃ楽しみにしてたんです！
だって原作おもしろかったから！！
あ、わし原作厨なので（この作品に限り）
いちいち原作原作と うっとおしいかもしれませんが
そのへんご容赦ください。
前作『ダ・ヴィンチ・コード』とは比べ物になりません。
わしはこの作品大好きなのです。
もう何回読んだか！
で映画。
原作とは大幅に設定が変更されております。
別に全くわしはそのへん気にしないのでいいんですけど。
原作のいいと所だけというかまぁ抜粋してとりあげて
それをどうつなげていくか って感じで
そのつじつま合わせが 設定変更を余儀なくされてるんじゃ
なかろうか。
もちろん上映時間も関係していると思いますけどね。
でもおもしろかったです！
ちょっと説明不足な感じでこんなんで観てる人意味わかるんかな
とか思ったりしたけど それはそれでいいようです。
家族は面白かった と言ってたし。
とにかくスピードはあるし飽きさせないで
２時間半見せてくれます。
次から次へと展開していきます
多少ついていけなくても全然大丈夫なくらい。
ここからネタばれありです。
知りたくない方はみないでください。
映画を見ておどろいたのが
マクシミリアン・コーラが出ていないこと。
実は事前にいろいろ公式とかwikiとかで
逐一調べていたので 知ってはいたんですけど。
彼はけっこうキーマンなんですよね。
後半のミスリードを誘うし ラングドンを事件に巻き込む
張本人だったりするし。
そんな彼の存在が消えているということに
伴って周りの人の役どころも大きくかわってくるわけですよ。
でもまぁうまくまとめてはあるな と思ったけど。
あとアサシンの人が ちょっとわしの抱いてたイメージとは
違ってそこだけは 納得いかなかった。
もっと若い人なイメージがあった。
『ダヴィンチ～』のシラス的な…。
彼自体は嫌ではないんだけどあの役でなくてもよかったんじゃないの？
みたいな。
そんで彼の最期が車の爆発ってあんた…。
まぁ原作でも結局は素人に殺されてんだから
あんまかわんないか。
あと最大級に驚いたのが
枢機卿が一人助けられることっ！
いい場面ではあるんだけど 実は原作は４人とも殺されます。
てかやっぱかわいそうなのは 火で殺された枢機卿。
しかもあんなかわいいおじいちゃん
けっこうむごい最期なんだけど 原作の描写もかなり
キテマス。
あと、空気で殺された枢機卿は わし人工呼吸すると
肺から血が噴き出すのがわかってたので
直視できませんでした。。。
けっこう生生しかったりします。
そういうとこが好きだったりするんだけど。
それと５つめの焼き印。
あれはなにっ！？
ちょ。おま。って思ったよ。
あれはない。
イルミナティダイアモンドがぁぁ。
シクシク。
原作のアレ見たときちょっと感動したんだけどな。
ああいうのは やっぱり出せないんだろうか？
いろいろ制約があるのかもしれないなぁ。
そうそう。
ほんとかどうかはわからないんですけど
ヴァチカン市国というのがこの作品の舞台なんですけど
撮影ではそのヴァチカン市国自体がセットだったらしいんです。
もしほんとにそうならものすごいですよね。
いくつかの教会では撮影許可がおりなかった
っていうのはホントみたいですけど。
うそホントにかかわらず
なんかああいう普段では見れない建築とかを
映画とはいえ観れるってのはちょっと感動。
そう思うとやっぱり現地で撮影できるならしてほしい
ですよね～。
で。
映画後半部分。
さすがにラングドンはヘリに乗りこまなかったな。
撮影できんでしょ。
ここにからむ前半の伏線もカットされてたし。
ラストは違うといえば違うし
でも全然違うとも言い切れないような。
でもカメルレンゴの心理的な部分は必要なんじゃ
ないかなとか思うのよね。
それでラストの見方ってのがかわってくるんじゃないかな。
ここまでがネタばれです。
以下は大丈夫です。
そんなことを書いててもきりがないので
できれば原作もおすすめ！！なので読んで欲しいです。
上中下巻になってますけど
分厚くないし文字も大きいので十分読めます。
個人的には中巻の途中からおもしろくなってきます。
上巻はちょっと我慢して読んでください。
内容的に意味不明でも適当に読んでいれば大丈夫。
そして映画もほんと面白いです。
上映時間は２時間半あるんですけどあっという間です！
って、こんだけネタばれしてたら
あかんわな。見る楽しみないよな。
トム・ハンクス演じるロバート・ラングドンなんですが
正直、いてもいなくてもあんまかわらんような
扱いな気がするのは わしだけでしょうか。。