● ゴール設定でツラくなるワナ2。自己犠牲のワナを回避する
心理療法家でヒーラーの渡辺高史です。
チョー魅力的なゴール♪も、設定の仕方によっては、負のスパイラルに入ることがあります。
イメージすればするほど、つらくなる。状況が悪化する。自己犠牲できつくなる。
この記事では、そのカラクリと抜け出し方を、実践しやすい形で解説します。
ぜひ、ご自身のゴール設定や、クライエントさんのゴール設定を手伝う際に、お役立てください。
今回は、他者貢献をしようとしても、自己犠牲感を感じてつらくなるパターンです。
日本人の協調性は、悪く出ると同調圧力となりがちです。
無理や我慢を続ける習慣にハマって、相談に来られる方は少なくありません。
その場合も、まずは、その気持ちに対して、脱フュージョンとアクセプタンスをしましょう。
脱フュージョンとアクセプタンスは、こちらの記事も参照してください。
脱フュージョンの例を挙げますと、
「本当は人にコントロールされたくない!」…10秒…「~という考えを持っている」
「自己主張したいのにできない自分に、疲れちゃった」…10秒…「~という考えを持っている」
「他人といると自分自身でいられず、疲れてしまう」…10秒…「~という考えを持っている」
「人生をかけて携われる仕事が、ない」…10秒…「~という考えを持っている」
「自己肯定感が低くて、喜びがない」…10秒…「~という考えを持っている」
「このストレスから、解放されたい」…10秒…「~という考えを持っている」
全部いっぺんにはやらず、それぞれの気持ちについて、身体のどのあたりにあるか気が付きます。
その周りを温かい息で包み込み、スペースを広げて、そのままにしておきます。
ネガティブ感情や、その身体感覚を消そうとする必要はありません。
自然に影響力は、鎮まっていきます。
遠隔ヒーリングで感じた心地よい温かさで、包んであげるのもよいでしょう。
ネガティブ感情の影響から距離を置けるようになったら、チョー魅力的なゴール♪を思い描きます。
抽象的なイメージのゴールでも構いません。むしろその方が、制限が少なくて良いとも言えます。
たとえば、
「私は、他者といても自分を見失わず、自身を尊重して、居心地がいい」
「私は、今回生まれてきた本来の目的と、本当に望むこと、やりたいこと、やるべきことが分かり、イキイキと行動して、とても楽しい」
「私は、仕事、職業を通じて、他者と喜びを分かち合い、さまざまな好循環を起こしており、とても嬉しい」
「私は、想いを明確化することができ、それをカタチとして実現させることのできる自由な存在です」
「私は、自分を誇らしく感じます。」
十分くつろいだ気持ちで思い描けると、具体的な場面も湧いてきやすくなります。
すると、嬉しい、楽しい、心地いい、清々しい、誇らしいなどのポジティブ感情も、さらに感じやすくなっていきます。
コトバ、イメージ、感情が渦のように絡まりながら、チョー魅力的なゴール♪の臨場感が高まっていくのですね。
自分のやりやすいようにやればOKです。
ゴールの臨場感が高まってくると、
「自己犠牲や我慢とは違う世界線に移行した!」
と感じる瞬間が増えてきます。
その世界線のイメージや臨場感に浸る時間を、好きなだけ取りましょう。
そして、やりたくなったことや、やる必要があると分ったことを、やってくださいね。
気持ちや状況が改善してきたら、その度に「私は、よくやっている」と自分に声かけて、さらに自信と誇りを高めていきましょう。
どんどん元に戻りにくくなって、先に進みやすくなりますよ。
ちなみに、身近なひとの反応が変わった、と報告される方も多いですね。
よくあるのは、苦手だった人がやさしくなるとか、コンビニで店員ににこやかに話しかけられるとか、人に道を尋ねられるとか。
利他的なゴールの臨場感が高まると、そのエネルギーがにじみ出て伝わることがあります。
ただ、こうした変化は、オマケのようなものです。
期待せずに、ここに書いたことをやっていると、思いがけないタイミングで、経験できるかも?できないかも?
自分がやるべきことに集中した人だけの、お楽しみですね^^
今後も、しばらくは無料の一斉遠隔ヒーリングは続けていきます。
また、有料のサポートも提供していく予定ですので、もっと学びたい、もっと自分を高めていきたい、という方は、楽しみにお待ちください。
そういう意欲的な仲間と、楽しく一緒に進むコミュニティも作る予定です。
詳しい情報は、このメール講座に登録された方に、優先的にお知らせいたします。
渡辺高史