◆これまでと、逆をやってみる
「これまでと、逆をやってみる」(逆転行動)って、
・実は大丈夫だった
・実は思い込みだった
という実体験をするためのものなんだよね。
たとえば最近僕は、ある人と、ほぼ毎朝、オンラインで作業会をしているんです。
数ヶ月前に始めて頼んだときは、とても勇気がいったけど、快諾してもらったのがとても嬉しくて、
「実は大丈夫だったんだ」
という実体験ができました。
でも、やっぱり、すぐには全部はガラッと変わりませんでした。
なんだか、申し訳ない気持ちになって、遠慮してしまったり、
「もしかしたら、~~と思われているんじゃないか」
と邪推して、勝手に疲れてしまったり、
「やっぱり、自分でやらなきゃダメだよな」
「こんなに頼ったら迷惑だよな」
と思い込んで、結局、また一人で抱え込んでしまったり。
でも、その後、いろいろやっているうちに、やっぱり独りでやるのは大変だし、って思って、また作業会をお願いし始めたんです。
ちゃんと力貸してくれる人だし、相性のいい人なんですよね。
そういう、ある意味「成功体験」というか、「ミッシング・エクスペリエンス(したくてもできなかった『欠けていた体験』)ができたことで、(というか、ちょっと勇気を出して、それを求めたことで)、またさらに楽になってきています。
たとえば、これまでは、「質問とか自分にできる作業を、事前に全部準備して置かないといけない」と思っていたんです。
そうしないと、すごく嫌われたり、すごく迷惑が掛かって、全く相手にされなくなっちゃうんじゃないか、という恐怖に襲われてしまう(分かりやすく言うとね)。
でも、逆転行動として、事前準備をしないで、作業時間が始まってから一緒に整理してもらうようにしました。
最初は勇気がいったけど、そうしたら、楽なんですよね。
その1時間だけじゃなくて、それ以外の23時間も楽なんです。
そうやって、僕の思い込みも変わったんです。
「自分のキャパを越えて準備しようとする必要はない」
「むしろそうしない方がうまくいく」
という思い込みに。
本来の逆転行動の目的は、体験内容は人それぞれ違えど、
・実は大丈夫だった
・実は思い込みだった
という実体験につながって、目標に向かうより良い選択が、より楽にできるようになることなんですよね。
こういう発信が、また誰かの刺激になったら、なんてことを妄想しながら、書いています。