JFAのサイトで秋のU14ナショトレメンバーが発表されていたので、身長オタクな私は平均値を割り出してみました。
U16日本代表についてはコチラ↓
身長に関する考察はもはや私の趣味ですw
GKを含めてしまうと、あまりにも一般男子とかけはなれた数値が出てしまうため、FP登録のU14選手に限定して算出しました。
【2025春】FP56名
平均:169・6センチ/58・3キロ
(参考:最大値179、最小値158)
【2025秋】同
平均:170・1センチ/59・0キロ
(参考:最大値185、最小値151)
これが一般男子と比較して高いのか低いのかを、文部科学省の学校保健統計調査から比較してみます(今年度は未発表なので、2024年の数値を使用)。
【令和6年度の調査結果】
中1:154・0/45・3
中2:161・1/50・5
中3:166・1/55・0
高1:168・6/59・0
高2:169・9/60・5
高3:170・8/62・2
この統計は各学校で春に行われる健康診断を元にした数値です。
比較対象となるのは中2なのですが、U14ナショトレは春の時点で体格が高校1~2年のレベルに達しています。つまり数値だけを見れば、ナショトレメンバーは一般男子よりも2~3学年ほど成長が早い選手の集まり、ということになります。
ただ、この数値だけでは、ナショトレが①成長の早い選手=「早熟の集団」なのか、②将来的に日本男子の平均身長(171)を大きく上回る「高身長の集団」なのか、③育成年代から高身長を求める(評価される)傾向が強まっていることの表れ・・・なのか、判断がつきません。
まずは③の分析をするべく、過去のデータと比較してみます。
JFAのサイトにあった2017年春の名簿から平均を求めました。
【2017春】FP86名
平均:164・6センチ/53・1キロ
(参考:最大値179、最小値142)
今年と2017年のU14ナショトレを比較すると、平均身長が5センチ違う結果となりました。
つまり数値だけを見れば、8年前は「平均より成長が1学年分早い選手の集まり」にすぎませんでしたが、現在はその傾向がさらに進み、「2~3学年上」の体格に該当する選手の集団になっている、という分析になります。
それぞれの集団における身長分布を求めてみると、さらにその違いが顕著でした。
【2017年春→25年春】
175以上:10・5→21・4%
170以上:14・0→30・4%
165以上:30・2→26・9%
160以上:24・4→17・9%
155以上:12・8→ 3・5%
154以下: 8・4→ 0%
大きく数値が変化していたのは、170センチ以上の割合です。
2017年のボリュームゾーンは160センチ台ですが、2025年現在は170以上の選手が半数以上を占め、175以上が2割を超えました。
現在のJリーグの平均身長は170センチ台後半ですから、5人に1人は中2春の段階で身長がプロ並みに成長している、ということになります。
また2017年は中2の一般的な平均身長(161)を下回る選手が2割以上いましたが、25年は一般的に小柄な選手はほとんど選ばれていませんでした。
ナショトレメンバーは多くがJ下部所属です。
現在と8年前の平均値を比較する限り、③育成年代から高身長を求める傾向が強まっている・・・ことは、否定できないのではないでしょうか。
現在のサッカー界の流れとして、当然と言えば当然の結果なのかもしれません。が、数値としてはっきり表れてしまうと、なんとも言えない気持ちになりました・・・
次回以降は、
ナショトレは①「早熟の集団」なのか、②将来的な「高身長の集団」なのか・・・を分析してみたいと思います。
