またまた更新が空いてしまいました。

反省・・・



小学校最後の運動会は無事、終了しました。

 

息子、1か月ほど前に膝を痛めまして。

少年サッカーのキャプテン像③

 

その間の公式戦も休まず出ていたため、

平日は整形外科に通って、

運動後はアイシングして・・・という状況。

運動会、間に合うか?!

と心配しましたが、なんとか頑張りました。

 

みなさんの学校の運動会(体育祭)に、

徒競走ってありますか。

 

全員が走る必要ってあるのかなーー

 

と、子どものころから思っていました。

1位をとってみたかった、とも。


リレー選手に選ばれる程度の速さではあったものの、学年トップを争うレベルにはなかった子ども時代。自分を上回る走力の子といつも同組で走るので勝てる気がせず・・・

遅い組でいいから一度ぶっちぎりでゴールテープを切りたいと、切実に思っていました。


でもまあ私は、

体育が好きな子どもだったからまだよい。

 

運動が苦手な子どもにとっては、

最も苦痛な時間な気がする、徒競走。

 

「みんなでお手々つないでゴール」

・・・みたいな順位をつけないヘンテコ運動会が一昔前に話題となったのは、


「全員平等に走らせないといけない」


という変な平等主義の産物だと思うのです。

ダンスとか玉入れとか綱引きとか団体競技があれば、別に全員走らなくてもよいのでは。

 

そんなことをふと同僚に話してみたら、

 

「え、小学校の徒競走、タイム順なの?

 うち背の順だよ」

 

な、なんですと??

 

自分の経験と子どもの学校の並びから「タイム順」が普通と思い込んでいたのですが、調べてみたら以下のパターンがあるようです。

(あくまでも私調べ)


 

①背の順や出席番号順

②自分で走る順番のくじを引く(運か!)

③タイム順

 


低学年が背の順、中学年以降はタイム順と学年で変えている学校もあるらしい。

そして男女混合の学校もあるとのこと・・・

 

確かに今の学校の出席番号は男女別ではない場合が多いようです。しかし。

徒競走を含むスポーツの分野で、

男女平等の概念は必要なのか・・・???


ちなみに先述の同僚の息子さんは小柄で俊足、いつも最初の方の組でダントツトップだったそう。でも盛り上がるのは、背が高くスポーツ万能な子が並ぶ最後のレース。

負けてもいいから、本気の勝負を挑んでみたかった、とずっと言っていたそうです。


その気持ち、わかるわーーー


本気で立ち向かう。それこそスポーツの本質。過度な平等主義は、本気の勝負に必要なモチベーションを失わせてしまうでしょう。

ただ「たかが学校の運動会。本気の勝負は他でやって」と思う保護者もいるわけで。


学校教育に誰もが納得する答えはない、

・・・のかもしれません。

 

そして、③タイム順の場合。


最終レースが「最速決定戦」であることはどこの学校も同じようですが、問題はその前の並び順。機械的に先頭の組からタイム順に並べている、という学校もあるようで・・・


それってどうなの、と。

 

だって学年で誰が一番速いのか、がわかると同時に、誰が1番遅いのか、も全員にわかっちゃう構造じゃないですか・・・

 

息子の学校は「タイム順」ですが、1組と最終組に足の速い子を集めているようです。なぜそれがわかるかと言えば、最初と最後にリレー選手が固まっているから。

その後は前と後ろで交互にタイム順に並べていき、ちょうど真ん中辺りに運動が得意ではない子が集まっている。こうすれば、足の遅さはそれほど目立ちませんよね。

 

私は息子の小学校の考えに、賛成。

運動会に過度な平等は必要ないけれど、全員走らせるのならば配慮は必要、と思います。

 

で、うちの息子たち。

2年の次男は2年連続1組目、

6年の長男は6年連続最終組。

 

長男と最終組で争う4人はこんな感じでした(わかりやすいように愛称をつけますw)。

 

1コース:日本一くん

ある個人競技で昨年全国優勝したスポーツエリート。長男と同様に6年連続最終組。身長も長男(149センチ)とほぼ同じ。

 

2コース:むすこ

晩熟気味のサッカー少年。

身長149センチ体重35キロ。

 

3コース:J下部くん

某J下部の選抜クラスに所属。身長165センチ。低学年以来の最終組(と息子談)

 

4コース:早熟くん

身長170センチ弱ですでに声変わりも済ませている早熟男子。初の最終組(同)

 

 

これまでの5年間、徒競走の最終組も、冬のマラソン大会も、日本一くんと長男の優勝争いがずっと続いてきました。

 

昨年の徒競走は日本一くんが1位、マラソン大会は逆転して息子が1位。


2人とも3位以下になったことがなく、スポーツでは目立つ存在だからか、6年間ずっと別のクラス。でも仲良しで、お互いをライバルと認める存在でした。

 

最後の運動会で2人の争いについに決着が!


・・・と、本人たちも周囲も思っていました(長くなったので続く)。