次男7歳の体調不良がうつり、仕事を休み、復活したらやることが山のようにある・・・


という余裕のない生活で、気づけばブログを2週間以上、放置していました。こいつ消えたぞ??と思っていた方、申し訳ございません。ゆるゆると更新してまいります・・・

 

仕事に復帰すると、

1通の社内メールが届いていました。


「同期会のお知らせ」

 

まもなく勤続〇年!!コロナでしばらくできていなかった同期会をぜひ!!


・・・という幹事Kくんからのテンション高めなメールは新人時代から変わっていません。久々にみんなと飲みたいけどチビたちどうしよう、夫が早く帰宅できるかな・・・

と悩みつつ、後輩Nちゃんと一緒に行ったランチで「同期会ってどうしてる?」と何げなく聞くと。

 

「同期会なんてもう10年やってません」とNちゃん。え、そういうもの?

 

「幹事やってた人が転職して以来、呼びかける人もいませんし、自分で企画するのも…ですし。20年以上定期的に開いてる〇さんの代のほうが珍しいんじゃないですか。仲いいんですね。あの体育会系の押しの強そうな人が、ずっとリーダー的な存在なんですか?」

 

たしかにKくんはバリバリ体育会系男子で(そもそも体育会系気質の会社ではあるが。そして40代に男子女子の呼称はどうかという議論は置いておく…)、彼が幹事として指名されたわけではないけれど、呼びかけるのはいつも彼。そして私を含む多くは、いつもそこに乗っかっている立場です。

 

振り返れば学校の同窓会も、文化祭や球技大会後の打ち上げも、たいていは誰かが自然発生的に取り仕切って開かれていたような。

学級委員はいたけれど、そこでリーダーになるのは違う人だった記憶。


中高生時代は、あるクラスが「仲がいい」「まとまってる」と周囲から評されるのも、

そのリーダーが誰か、に左右されていた面が大きかった気がします。

 

というわけで、前置きが長くなりましたが、

今回のテーマは、リーダー論。

 

この4月でジュニアのラストイヤーを迎える長男が先日、U12キャプテンに指名されました。少年サッカーの「リーダー」ってどんな選手が選ばれ、どのような役割が求められるのでしょうか。

 

息子たちが所属する都内のクラブチームでは、1~5年は特にキャプテンは置かず、6年になる前に正式にキャプテンを選出する方式(ジュニアトップチームの主将という位置づけらしい)です。実際に5年の公式戦でも、誰もキャプテンマークをつけずに試合をしていました。

 

でも5年ともなれば、相手チームの多くはセンターラインに位置する選手がキャプテンマークを巻いていましたし、かつて長男が所属していた少年団では、低学年から特定の一人が「キャプテン」として活動していました。

つまり、キャプテン決めの時期や方法は、指導者の考えが反映されるものと言えます。

 

スポーツにおける「キャプテン決め」はおそらく、大きく分けてこの3パターン。

 

①監督やコーチの指名

②同学年選手たちの話し合い

③立候補制

 

かつて所属した少年団は①。


息子が入団した2年夏の時点で、コーチの息子のひとりがキャプテンマークを常に巻いていました。彼は練習試合でもセンターハーフに固定、円陣の声かけや試合後の挨拶も任されている状況。彼が体調不良などで休む日は、別のコーチの息子がその代役。

 

今思えば、キャプテンマークは「この選手たち中心のチーム作りをする」というコーチ陣の考えが如実に反映されたものでした。

その雰囲気が子どもたちに伝わらないはずがなく、いつのまにかチーム内で選手間の「序列」のようなものができあがり、


そこから外れてしまった子どもたちは・・・

最終学年になる前に、10人以上がチームを去りました。

 

息子もそのひとりであり、

4年春に現在所属する街クラブへ移籍。

2年後にキャプテンとなった経緯は、①②③のどれでもありませんでした。(つづく)