というわけで前回の続き。市バス新端13系統を笠寺西門バス停で乗り捨て、(この辺りは笠寺観音があり、節分の日はすごいにぎわう) そこから少し歩いた先にあるラビューさん1つ目の目的地は…

 

名鉄本笠寺駅!!

駅番号はNH29(市バスの日野製の車両とは関係ない)で、普通しか停まらない駅です。名古屋本線の中でも名古屋に近いゆえに全体の本数も比較的多い区間に位置しているので、毎時4本ほどの停車する列車よりも通過する列車の方が圧倒的に多いです。駅周辺は下町とも言える昔ながらの雰囲気を残す住宅街です。

しかしこの駅には普通しか停まらない駅として特筆すべき特徴があります。それは…

 

普通しか停まらないのに終日駅員がいます!!

駅員さんの顔ははっきりと映してないので分かりにくいですが、窓口に明かりがついていることで駅員さんがいることが分かりますね。駅員がいるだけで何が珍しいの!?となる人も多いですが、名鉄の普通しか停まらない駅(もともと普通しかない路線は除外)で未だに終日駅員がいるのはこの本笠寺ぐらいなんじゃないでしょうか。

 

JR東海の方になりますが、少し前にドリホラであげた上の記事を参照の通り中央線勝川駅が先日無人化されました。勝川といえば立派な高架ホーム持ち・周りには高層マンションが立ち並ぶ・昔からの快速停車駅・もちろん利用者もすごい多いということですが、この春日井市内である勝川駅ですら忖度なしで無人化されるということに衝撃を受けたラビューさんでございます。(こうなると神領・新守山も危ないのは言うまでもない。下手したら春日井と鶴舞も…)

もちろん名鉄の場合も常滑線の特急停車駅である尾張横須賀・豊川線の終点として行先でもよく見る豊川稲荷など4駅が4月13日から無人化されるなど、近年では人手不足対策として今まで有人だった駅を矢継ぎ早に無人化していっています。そんな中で本線の普通しか停まらない駅にもかかわらず無人化を免れ続けている本笠寺駅。名鉄としても何か無人化できない重要な事情があるのでしょうかね。(いずれにしろこの本笠寺がいつ無人化されてもおかしくないのも事実なので、駅員がいる姿を見るなら今のうちかもぉ)

 

なお発車標も無人駅仕様の簡易タイプではなくて主要駅と同じタイプの詳細型となっています。(種別だけがフルカラー表示できる) さらに電車が来るときの自動放送も無人駅仕様の「まもなく〇番線に電車が参ります。黄色い線までお下がりください」をただただ繰り返すタイプではなくて、これまた主要駅仕様の詳細な放送となっています。(ご丁寧に普通電車なのに先の停車駅(=特定の駅までのすべての駅)を1つずつ読み上げてくれる)

 

というわけで詳しく説明していたらあっという間に一区切りした方がいいラインに来てしまったぜ(爆)

本笠寺駅のネタはまだまだありますよ。しかし普通しか停まらない駅にしてはとことん立派すぎないか!?