充分に勝負ができる一杯だった〜!の巻
9月下旬の昼過ぎに訪問。先客後客0名。
「ラーメン新京」で食べた後に1時間移動して、通し営業のこちらへ。
「らーめん三幸」→「ラーメンたに屋」からの看板変えでしょうか。
店名はセミの″ひぐらし″です。
「ラーメンたに屋」さんは2024年3月にオープンしたばかりで、四十奏スープは美味しかったけど、コストが掛かる割に入らなかったのかなぁ…
勝手に空いているカウンター席へ。
お冷のコップが到着しました。
メニュー表を眺めます。
醤油、塩、味噌、つけ麺、ミニチャーシュー丼、餃子、唐揚げ、トッピングの構成。
大盛りは無料のようです。
塩ラーメンを口頭でお願いします。
店内はカウンター6席、テーブル2人掛×3卓、小上がり4人掛×3卓の店内。
カウンター席は対面方式から変えたようです。
年輩の男性が調理、中年の男性が接客の担当。
少しして、着ラー。
白ゴマ、背脂、ネギが浮かんでいるビジュアルは前店と一緒なので、調理人は変わらないと思います。
それではスープから。
背脂のコクに柔らかいタレの塩気、何やら普通のラーメンとは違う旨味や甘味が有ります。
聞くと、通常使う豚鶏ガラは控え、元和食料理人が鍋をイメージして作ったスープとか。
へぇ〜、いろいろとお使いなのですね。
玉ネギは分かります…私は好きです。
スープに白ゴマ、フライドオニオン、背脂が浮かんでいて、小手先と感じなくもないけど、アクセントになっています。
次に麺を。
麺は加水中程度の中細微縮れ麺。
スープを適度に持ち上げて、チュルモチに引き込まれて、麺の味わいは良好な部類。
よく見ると全粒粉的な斑点が見れますが、味的には良く分からず。
麺量は体感140g程度。
今回はどうだと言わんばかりに菅野製麺の麺箱が置いてありました。
具はチャーシュー、メンマ、ネギ、海苔、ナルトです。
豚バラチャーシューは普通に旨し。
前店の際は、750円で2枚入っていました。
穂先メンマはシナコリ食感。
斜め切りのネギは多めでシャキシャキ。
海苔は麺に巻いてパクリ。
あっという間に完食。
前店よりお高くなって内容も変更になったけど、お店の存続上は致し方がないのかと思います。
でも、充分に勝負ができる一杯だと思います。
ご馳走様でした。
【総評】
2024年3月にオープンした「ラーメンたに屋」さんが衣替え。
元和食職人が作る、鍋をイメージしたスープは独特の旨味と甘味が有り、好きです。
【評価】 78点
(内訳)
【1】トータルの完成度(配点50)→ 38
【2】スープの完成度(配点10) → 8
【3】麺の完成度(配点10)→ 8
【4】具材の完成度(配点10) → 8
【5】ラーメンの創造性(配点10) → 8
【6】ホスピタリティ(配点10) → 8
※個人的な評価基準の見直しにより、従来のラーメンデータベースの採点より、5点ほど下がります。
店名:麺屋 蜩(メンヤ ヒグラシ)
住所:茨城県坂東市みむら340-1
営業:11:00 - 15:00
土・日 11:00 - 21:00
定休:月曜日