町中華・餡掛け麺のお手本のような一杯だった〜!の巻
8月上旬のお昼に訪問。先客12名、後客6名。
激熱を持って、夏を制す!
こちらのチャンポンが食べたくなりました。
老舗ですが、2年前に外観は改装されたので、新めです。
入ろうしたら満席だったので、ガラガラ〜とドアを閉めました。
待たされるかなぁ…
向かいの「麺屋むじゃき」は並びが無いなぁ…
でも、ドンドンと人が入っていくなぁ…
少し待っていると、出ていくグループが居たので、すかさず店内へ。
先客の丼が片付けられ、温めのお冷が届きつつ、チャンポンを口頭でお願いします。
店内は厨房に年輩のご夫婦、接客担当の女性店員さんの体制。
やや待って、着ラー。
彩りが鮮やかです。
それではスープから。
全体的に片栗粉のトロミが強く、レンゲにスープが入ってきませんw
やや強めな塩気に尖りのある化学な旨味、多様な具材の旨味が加わって、うまいです。
次に麺を。
麺は多加水の中細ストレート麺。
ボイルしっかり目の麺に餡がドロッと絡んで、熱々です。
町中華では良く見掛ける柔らか目の麺ですが、タップリの餡掛けにはこれで良いと思える相性です。
麺量は体感140g程度。
具は白菜、ニンジン、ピーマン、キクラゲ、干し椎茸、コーン、ニラ、ネギ、海老、豚バラ…え〜とです。
具材と麺を恐る恐るすすり上げます。
白菜はシャキシャキで食感良好。
海老は尻尾が付いているが、そのままボリボリ。
ピーマンも大きいなぁ…
新鮮な野菜の青さと甘味があります。
干し椎茸は旨味が染み出してきます。
片栗のトロミは時間経過と共に薄れていき、液状に変化していきます。
通常はトロミが無くなっていくのが寂しいけど、こちらは一度で二度美味しい印象。
トロミのなくなったスープも旨味が濃いです。
終盤に差し掛かり、卓上の調味料で味変を。
酢を入れれば、スッキリします。
ラー油は意外に辛くて、ピリリ。
白胡椒も味を引き締めてくれます。
最後は底に沈んだ具材をサルベージ。
あっという間に完食。
具材が豊富なので、彩りが良くて旨味も充分だし、普遍的な町中華麺によく絡みます。
ドロドロの餡から、液状スープに移り行く様も好き。
安いし、町中華・餡掛け麺のお手本のような一杯でした。
ご馳走様です。
店名:ともべ食堂
住所:茨城県水戸市本町3-1-5
営業:11:00〜19:00
定休:木・日・月曜日