安くて、ベーシックな一杯だった~!の巻
10月上旬のお昼に訪問。先客5名、後客8名。
約7年半振りのこちらへ。
水戸市には「伊勢屋」という店名で、餅などの和菓子を提供するお店が3店舗有ります。
うち2店舗ではラーメンも提供していて、こちらと下市本町の伊勢屋になります。
伊勢屋の店名は関東地方に多く、都内では100店以上も存在するとか。
何故なのかを少し調べてみました。
・日本最古の伊勢屋は兵庫県姫路市の和菓子店で、創業は元禄時代(第5代将軍 徳川綱吉)。
・江戸の町には伊勢商人が出店する、いろんな業種の伊勢屋が沢山できた。
・関東における和菓子店の伊勢屋は、赤門(東大)近くの伊勢屋がはじまりで、暖簾分けで次々と伊勢屋ができていった。
こちらも店頭には、草餅に稲荷寿司、赤飯なども販売しています。
更に新鮮野菜1袋100円ですって。ヤスッ
入って待つが放置プレイだったので、勝手に空いているカウンター席へ。
お冷が届きつつ、ラーメンを口頭でお願いします。
他客はラーメンメニューにミニチャーハン、半カレー250円を一緒にオーダーする方が多いです。
店内は年輩と中年の女性店員さんと厨房には男性店主さんの体制か。
少しして、お盆に載せられて着ラー。
それではスープから。
軽い油脂のコクに醤油タレの塩気、鶏豚と妄想するガラに補足されてそうな旨味も感じられます。
雑味が感じられますが、それらも含めてガラからスープをとったと思えるシンプルな味わい。
ノスタ系のベーシックなスープは、なかなか美味しいです。
次に麺を。
麺は加水高げな細ストレート麺。
スープを束になって拾い、自然な小麦感のあるツルモチ食感。
以前から自家製麺ではないかと思っております。
麺量は体感130g程度。
やはり、ミニチャーハンも頼めば良かったかな…
具はチャーシュー、メンマ、小松菜、ナルトです。
チャーシューも肉の繊維質が感じられるベーシックなタイプ。
その薄さは、愛おしくも感じられます。
メンマはボリボリ食感で、塩気も強め。
小松菜は新鮮な野菜感が有り。
海苔は儚く溶けゆくのが、写真にも現れています。
ナルトは本ラーメンにピッタリな具材かと。
あっという間に完食。
ベーシックでなかなか美味しかったです。
セットで頼めば、お腹も満たされると思います。
ご馳走様でした。