丸鶏スープが驚くほどに美味しく、コスパにも優れた一杯だった~!の巻
10月上旬の週末。お昼前に訪問。
先客11名、帰りの待ち客3名。
以前から課題のお店へ。
前回は店主さんが体調不良の臨休で、フラれました。
リカバリーも大変でした。
2009年に大子町で創業し、2013年に福島・矢祭町に移転するも、2019年の関東・東北豪雨で店舗が浸水。
営業を続けられなくなり、再び大子町に戻ってきたのでした。
手作り感が溢れる店内。
カウンター席の丸太椅子は、知り合いからのプレゼントとか。
勝手に空いているカウンター席へ。
お冷やはセルフサービスです。
顔馴染みっぽい後客がオーダーしていたので、慌てて私もを口頭でお願い。
店内は男性店主さんお一人での切り盛り。
忙しそうです。
前客には地元のおばちゃんやおじちゃん達が多数。
なんか、美味しいラーメンを心待にしている雰囲気が伝わってきますよ。
後客にはツーリング途中の集団も。
少し待って、カウンター越しに着ラー。
それではスープから。
ネギ香味油のコクに醤油タレの塩気と旨味、少し甘味のあるふくよかな地鶏の旨味が拡がります。
このスープは滅茶苦茶旨いです!
移転後からスープは栃木の「那須どり」に変更とか。
親鳥の丸鶏を使うことでガラのほか、肉からも旨味が溶け出すのです。
醤油タレの旨味も効いていて、出汁と良く合います。
ネギ油も香味がいいでしゃないですか。
いきなり、レンゲが止まらんです。
次に麺を。
麺は低加水の細ストレート麺。
スープを束になって拾いつつ、束の間からスープが溢れて旨味が拡がり、かん水の効いた小麦に乏しい半ゼリーなパツパツ食感。
スープが滅茶苦茶美味しかったので、昔ながら系の麺にはアレ?
でも、すぐは慣れ、この界隈で食べさせるラーメンとしては似つかわしいようにも。
中橋製麺所製の麺量150gです。
具はチャーシュー、メンマ、白ネギ、カイワレ、ナルトです。
豚ロースチャーシューは外側の焦がし醤油が香りつつ、しっとりと極め細やかで柔らかな肉質。
肩ロースよりロース肉の方がお高いはず。
この値段なのに嬉しいです。
メンマはコリシャキで食感良好。
量も多めです。
白ネギも多めで、ネギ星人は嬉しいです。
カイワレの香味も良く感じられます。
あっという間に完食。
想像していたより美味しかったです。
特に鶏スープの美味しさには驚きました。
値段も素晴らしいです。
ご馳走様でした。