9月中旬、昼過ぎに訪問。先客6名、後客4名。
この日は水戸で打ち合わせが有りました。
その前にこちらへで昼食を。
駅南の本格四川厨房、「炎神(アグニ)」さんから頂いた、
梅山豚(メイシャントン)のラードを使った限定が提供されるよう。
梅山豚は日本に100頭前後しかおらず、
西遊記に登場する「猪八戒」のモデルにもなった、中国の原種豚とか。
現在は輸出が禁止されているようです。
昼時は少し過ぎていましたが、待ち客無しで中へ。
券売機でポチリ、食券を渡しつつ、席へご案内。
この日は山崎総店主さんも厨房に居られました。
少しして、着ラー。
生揚げ醤油にラードと思われる良い香りが漂います。
それではスープから。
クセの無いラードのコクに旨味豊かな醤油の塩気、
濁りの無い豚骨スープがサラリと伸びていきます。
梅山豚のラードは、クセが無くて上質。
生揚げ醤油の塩気もジャスト。
出汁感は、つくば茜鶏とつくば鶏のガラを使った
デフォの方が深みが有る?
こちらの方が温厚でシンプルな味わいにも感じます。
でも、徐々に引き込まれて、レンゲが止まらなくなります。
これが生揚げマジック?
麺は加水中~多の少し平たい中細ストレート麺。
スープを充分に持ち上げ、
しなやかに口に引き込まれ、ツルプリモチな食感。
噛むと熟成された小麦の旨味が拡がり、喉越しも良し。
スープとの相性もかなり良好。
安心・安定の自家製麺との印象。
いつまでも啜っていたくなります。
麺量は150gより多目に感じました..
具はチャーシュー2種、味玉、メンマ、海苔、カイワレ、ネギです。
豚チャーシューは、柔らかくて肉々しく、旨味が充分。
スモーキーなフレーバーと勘違いしそうな
醤油タレの旨味の染み込みを感じます。
鶏ムネチャーシューは、シットリと柔らか。
味玉は、黄味が半ゼリーで味付けも良好。
この味玉だけは仕様に変更を感じず、
食べると、むじゃきに来たんだなぁと感慨深くも..
穂先メンマは繊細で上品な食感がナイス。
海苔も風味が良いです。
カイワレ、ネギも合います。
変わらず、具材にも隙が無いです。
多目のスープですが、いつの間にか完飲完食~。
久し振りの生揚げ醤油でしたが、好みで美味しかったです。
梅山豚のラードはクセが無く、上質。
麺も美味しかったなぁ..
ご馳走様でした。
麺屋 むじゃき
茨城県水戸市東台1-5-31
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