6月25日(水)、埼玉県越谷市内にて、極真会館の初代全日本王者で、漫画『あしたのジョー』の力石徹のモデルとしても知られる山崎照朝氏(77)の通夜が行われた。 そこに、山崎氏に育てられた全日本女子プロレス時代のメンバーも参列、クラッシュ・ギャルズの長与千種とライオネス飛鳥の姿もあった。 山崎氏は全日本女子プロレスの特別コーチを務め、クラッシュ・ギャルズも指導。当時、テレビ番組でもその過酷過ぎる特訓シーンが放送されていた。
極真空手の第1回オープントーナメントの全日本王者として
フルコンタクト空手界のみならず、
現在の総合格闘技界にまで名を残す
山崎照朝さん。
亡くなっていたのですね。
当時の構えを見ると、顔面への手による攻撃は禁止では有るものの、
顔面への突きも想定していたことが分かります。
山崎先生ご自身はキックボクシングのリングにも上がっていたので
顔面への突き、パンチにも十分に対応した上で
強力な上段廻し蹴りで対戦相手を仕留めていたことからも、天才肌でありながら
自分にも弟子達にも尋常ならざる厳しい稽古を強いていたという印象です。
『空手バカ一代』の中に登場する大山倍達総裁の多くの弟子達の中でも
力石徹のモデルになったほどの山崎先生のカッコ良さが
昭和の極真ブームの一つの要因になったのではないでしょうか?
ご冥福をお祈り申し上げます。