国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が公表した将来推計人口を受け、丸山達也知事が20日の定例会見で「東京一極集中の是正に政府が真面目に取り組まないとだめだ。政策の方向、数字上の方向として(日本は)『滅びの道』を進んでいる」と批判した。

 

 

 

 

 

秋田市の市長は自分が経営している外旭川病院の老朽化に伴い

 

移転、土地の売却を見据えて

 

外旭川地区に数年後には空き店舗だらけになるであろうイオンと

 

集客数が見込めず他のイベント等での利用率も見込めないサッカー場を作り

 

外旭川エリアの地価を上げることに躍起になっています。

 

市政を私物化して私利私欲優先の都市計画をしていることは見透かされ、

 

秋田市は益々沈滞化、停滞化し、若者の人口流出が加速しています。

 

一方、

 

福岡市の市長は様々な国の規制を説得して改正させて、

 

天神ビッグバンとして商業施設を官民一体で作り直し

 

固定資産税の増収と

 

活気ある街づくりをすることで

 

九州各地から若者を集め、雇用を呼び起こし、

 

人口も増え、経済活動の好循環を生み出して

 

「東京に行かなくても楽しい街で楽しい人生」を送れる街づくりをしています。

 

東京への一極集中の最大の理由は

 

地方では労働に見合う給料を貰える会社が少ないこと。

 

ならばと起業して商売を始めても

 

その地域全体の可処分所得が低いので

 

商売が成り立たないことなど

 

経済力低下の悪循環を

 

地方自治体の長、議員、公務員、寡占状態にある地元経営者が

 

一体になって作り出しているためです。

 

東京一極集中はそんな故郷に嫌気がさした若者達からの三行半と捉えて、

 

地方自治体の長をはじめとする側の

 

責任と意識を改革しない限り解決しないでしょう。

 

個人単位で見ると

 

幸せを求めて東京に出て行った地方出身者が

 

幸せそうに見えるかと言うと

 

そうでもない人が多いように見えます。

 

私の職場関係だけで見ると

 

東京本社の人間が年々病んでいる人が増えているような気がします。

 

あの人達は東京で生活し、仕事をしていて

 

求めた幸せを手に入れることが出来たのか?

 

私から見て鬱病患者そのものに見えても

 

本人が幸せならそれで良いですけど。

 

「旅はどこへ行ったかではなく誰と行ったかで楽しさが決まる。」

 

という名言が有ります。

 

「人生もまた旅である。」

 

と古の詩人が言っていました。

 

そうであれば人生の楽しさもまた

 

「何処で生きるかよりも誰と生きるかが大事」ということでしょうか?

 

東京一極集中を阻止する要因はそこら辺にあるのかもしれませんね。

 

とりあえず各自治体の長自身が鏡を見て

 

「俺の所に笑顔の人が集まって来るか?」

 

と自問自答してみてはいかがでしょうか?

 

大人達は子供や若者が「ここに居たい」と思う接し方を心掛けることですね。

 

個々人的には

 

「東京が幸せにしてくれるのではなく、自分のいる場所が幸せな場所。」

 

と思えるようになれると理想的ですね。

 

「我居処即天国」と言った感じでしょうか?

 

これは私自身への自戒です。

 

とは言え、福岡が羨ましいです。