これは良い記事。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/042bf5afe2946e4ac678abb8a5fe4e84c0eb1d22

 

「インフルエンザが流行する毎冬ごとに国民に多用される“ポスト・タミフル”になれば、という関係者の夢ははかなく破れた。同時に、アビガンの開発に投じた費用を回収するすべもなくなった富山化学は、富士フイルムHDのTOB(株式公開買い付け)を受け、非上場子会社として生き延びる道しか残されていなかった。」

 

「19年には物質特許が切れたが、後発医薬品の製造販売に乗り出すジェネリックメーカーが皆無だったということが、このクスリの製薬業界内部での評価と立ち位置を証明していると言える。」

 

 

 

以前も書きましたが、そもそも大手の製薬企業が大正製薬と別れる富山化学を欲しがらなかったという時点で終わっていたということかもしれません。

 

もしも、アビガンが本当に効果が有る薬剤だったとしたら、これを承認させる力のない富士フイルムが持ったことは日本国民にとって有罪ですね。

 

医薬品はデジカメのように、開発して作れば売ってよしというものではないという認識を持たずに医薬品事業に参入した古森会長の責任は大きく、重いでしょう。

 

会社経営は投資。

 

名経営者として多くのマスコミにもてはやされた古森会長は、サンクコストにしがみ付くのか、損切を急ぐのか、それとも起死回生の指導力を発揮してアビガンも富山化学部門も生き返ることができるのか。

 

今注目を浴びているのではないでしょうか?

 

どうしていくのか?

 

楽しみですね。

 

どちらでもいいので、株価を上げる方策を実行してください。