斎藤一人さんは

「えばっちゃいけない。でもなめられちゃいけない。」

とおっしゃっている。

もっともだなと思う。

 

もう一方で、ゲッターズ飯田さんは

「人にはバカにされているほうがいいですよ。 人をバカにすると運が悪くなります。 人にバカにされていると運が良くなります。」

とおっしゃっている。

これも実感として良く解かる。

 

私も数年前から

「人には少しバカにされているくらいのほうがいいんじゃないかナ?」

と何となく思っていた。

その結果、大まかに見ると幸運に恵まれていると思う。

 

芸能人で筆頭に上げられるのは出川哲郎さん。

若い頃は散々馬鹿にされていたが、50歳も過ぎた今は電動バイクで全国を旅する番組でどこに行っても大歓迎される人気者になっている。

奥さんも秋田美人らしいし、当然あれだけ仕事をしているのだから数十億円の資産を持っているだろう。

若い頃にバカにされて溜まっていた幸運が、ここに来て大爆発しているように見える。

 

中川翔子さんと白石麻衣さんは共に学生時代登校拒否になるくらいのイジメにあっていたことを告白しているが、今は大活躍をしてテレビで見る顔はいつも笑顔だ。

私の勝手な感じ方だが、お二人は周りの人への優しさと感謝を溢れるほどに持っているように見える。

多感な思春期に人間不信になるようなイシメにあっていた者にとって、大人の世界に入ってきた時に掛けてもらえる優しい一言は真っ暗闇の中に差し込む一筋の光明だったことだろう。

その一筋の光を感謝の心で増幅し、今彼女たちは眩しい光の世界の真っ只中にいる。

 

ゲッターズさんのお言葉を私なりに付け加えて解釈すると、

「私をバカにした人間の幸運が、バカにされた私に移動する。」

ということかなと感じている。

 

バカにされると、その分バカにした人から幸運が移動してくるのだから、人にバカにされたらラッキーなのだ。

商業文化の無い東北で営業職をしていると、それだけでバカにした態度を取ってくる人もいるが、その分幸運をいただいていると思うとありがたいことだ。

 

自分の運を失わないためには、他人には敬意と感謝の心を持って、優しく接しよう。