私は山口県の下関市という処で、ホントに細々とひっそりと『かねこ音楽教室~オーボエ・オカリナ・ギター』を運営しています音符ニコニコ

元々はオーボエとオカリナのみでしたが、この度、新たに初級クラシックギターのコースも開講しました音譜

 

今回は、音楽教室開講の経緯やコース新設のワケを記しておこうかと思います。

 

普段は小さな不動産屋の業務をしながら、演奏活動やレッスンをしているのですが、不動産屋のホームページを作成し『世の中ポータルサイトに押され、自社HP自体は、ほとんど人に見て頂く事が叶わない悲しい現実』を目の当たりにして、昨年10月に『中々認知して頂けないのなら、少しでも早く今の内から音楽教室のホームページも作っておくか…。』と思い立ちました。

せっかく学んだホームページの作成方法を不動産業だけでなく、大好きな音楽に反映した方が良いな…と感じ、より分かりやすいホーページ作成に試行錯誤を重ねています。

 

ところでソモソモ、なぜ専門の『オーボエ教室』でなく、『音楽教室』なのか…。これには色々な思いが込められています。

 

オーボエに関しては、音楽大学で専門的に学んだ事もあり、わざわざ「音楽教室」という形をとらなくても、お呼びがかかればレッスンに出向くといったスタンスで、今までは十分成り立っていました。

 

現在、私の音楽教室には3つのコースがあります。

 

◎魅力のオーボエ・コース

◎癒しのオカリナ・コース

◎趣味のクラシックギター・コース(初級者向け)

オーボエについては、先ほど述べた通りですが、なぜ残りの2つを開講しているのか。

 

それぞれに修飾語が付いていますが、もちろん3つともがそれぞれ、私を癒してくれる大切な趣味ともなっていて、この魅力を余す事なく多くの人に伝えたいという思いがあります。

 

どの楽器も本当に素晴らしい楽器です。浮気性って訳ではありませんが、私はこの3つの素敵な楽器に出会い、今でも楽しく続けているのですが、それぞれに大切な思いを抱いています。

 

もう1つの理由は少し邪念っぽくもありますが、ピアノやフルート、クラリネット、ヴァイオリンなどと比較すると『オーボエの演奏人口』はとても少ないのです。コト私の住んでいる町に限ると果たして何人いるでしょう? 現時点で「ワタシは趣味で毎日、日常的にオーボエを吹いているよ♪口笛」…といった方は、吹奏楽部の生徒さんを含めたとしても、おそらく我が町の総人口や学校数から考えると、30人もいないのではないでしょうか…。 そして、その30人の方が全員習って下さる訳でもありません。 しかも演奏人口が少ない割には、歴年で増えてきた音大卒の方など指導出来るであろう方は近郊も含めるとまぁまぁおられます。 つまりオーボエだけだと需要と供給バランスが圧倒的に合わないのです。 

 

そして、これはオカリナやクラシックギターにも言える事ではあります。ただ、こちらはオーボエより、もう少しは良い状況なのではないかと思われます。 それに初心者としての入門ハードルがオーボエよりは圧倒的に低い気がします。

どう考えても『なんか最近ヒマだから、ちょっとオーボエでも始めてみるかぁ♪」』という人よりは、「コロナだし、ハードオフに行ってギターでも買って練習してみるかぁ♪」っていう人の方が多そうです…にっこり

 

さて、需要面に関しては上記の感じですが、肝心の指導面から見てみるとどうでしょうか。

 

オカリナについてはオーボエと同じ呼吸を扱う楽器である為、割と充実したレッスンが可能かと思います。


しかしクラシックギターについては、私もまだまだ勉強中である(他の楽器もそうですが)為、『初心者や、ギターを少し弾いた事がある方』などを対象としています。


私自身もギターは小6の頃から『最高の趣味』として嗜んでいて、特にプロのギタリストという訳ではありませんので、『趣味の…』と付けて言い訳しています…。 


ただ、「オーボエなど長年学んできた管楽器の経験」や「音楽そのものに関する知識」は、間違いなく「クラシックギター(弦楽器)の演奏」にも活きていますし、逆にギターの練習感覚が、オーボエやオカリナに良い影響を与える事もあり、本当に相乗効果が高いです。


専門家ではなくても、初心者の方や、難易度の高い作品を除く「クラシックギターの名曲・小品」やポップスなどの「ソロ・ギター」を演奏してみたい方のお力にはなれるはずと思います。

 

「もう少し上手くなってから…」、「コンクールで上級入賞してから…」などと考えたりもしましたが、そうするとおそらく開講しないままオジイチャンになってしまいそうです…魂が抜ける

 

私は中学生の頃、色んな子にギターで『禁じられた遊び』や『ポップスのコード』などを聞かれて教えていましたが、お姉ちゃんが弟に遊びを教える…。クラスの優等生が友達に勉強を教える…といった具合で、需要と供給・Give&Takeが成り立っていれば、別に人にものを教えるのに資格も必要ないのではないかと思います。 

 

例えば学校の音楽の先生でも実は専門がそれぞれあり、歌の下手な管楽器出身者が合唱指導していたり(昔の私真顔)、ピアノの下手な音楽教諭がいたり(昔の私真顔)、逆に部活動では音楽以外の先生が吹奏楽部顧問をして全国大会に出場したり…と様々です。

 

「元気があれば、なんだって出来る!!」と言ったアントニオ猪木さんではありませんが、「好きで熱意があれば、なんだって出来るはずです♪』

 

楽器が上手いに越した事はありませんが、演奏能力と指導能力とはまた別物でもあります。

「音楽を志す人に教える能力に長けた人」もいれば、「初心者や子どもの能力を伸ばす事に喜びを感じる人」もいるでしょう。

また当たり前の話ではありますが、何の世界であっても、「教え子が自分を超えていく」という事は十分あり得るわけです。

いずれにしても、「現時点で、レッスンを受ける側より経験値の高い人」であれば、なにかしら教えてあげられる事があるのではないでしょうか。

 

そう考えると私も初心者と比べれば少しばかりでも経験値が高いでしょう。「お金を頂くのに対して満足して頂けるのか…」などの問題はありますが、必要として頂けるのであれば、お手伝いできる事がきっとあるかと思われます。 

私のこの音楽に対する思いは、なかなか上手くお伝え出来ないのですが、長く続けていれば、少しは理想に近づけるのではないかと考えています。

 

しかし、このように音楽教室としての思いを深め、形式だけを整えても、なかなか簡単に生徒さんは集まらないでしょう。

全国、数多の教室運営をされている方が生徒募集に悩んでいる状況で、様々な先生が奮闘されている下で、(ココには記しきれていない)自分の思いを実現するには一日でも早く取り掛かる必要性を感じました。

 

インフルエンサーでもありませんので、中々人の目に触れる事の少ないホームページやブログ、SNSですが、少しずつでも継続して発信し、地道な演奏活動をしていけば、いつか誰か必要として下さる方の目に留まるのではないかと思います。

 

お近くにお住いの方がおられましたら、ぜひ山口県下関市『かねこ音楽教室~オーボエ・オカリナ・ギター』のホームページを覗いてみて下さいルンルン

そして、少しでもご興味のある方はお気軽にご連絡下さいませニコニコ

一緒に素敵な音楽を奏でましょう音譜

 

https://sinfonia-hp.com/music

 

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村