先日クラシックギターのコンクールに挑戦しました音符

 

 『第50回 山口ギターコンクール』

  「シニア・小・中・高・アンサンブル・初級・中級・上級・グランプリ」とある中での「中級部門」ですが、ワルカー作曲の『小さなロマンス』で出場しました♪

クラシックギターのコンクールなんて初めてなのですが、「初級」って感じでもないし、かと言ってまだ「上級」の曲は弾けないし…って感じで、中級にチャレンジです♪ 小6からフォークギターで遊びつつ、まさかこの歳でクラシックギターコンクールに出ることになるとは…。人生分からないものですね…笑ううさぎ

 

 今年の3月からコンクールを見据えて練習を始め、4月には一度発表会で暗譜演奏し、しばらく寝かして、また再度…と割と計画的に取り組んできましたが、なんと「金賞」を頂く事が出来ました。昨年10月から約1年、変なクセだらけの私に基礎から教えて下さった先生には本当に感謝です♪ニコニコ

 

「これはただの点数が付く発表会なんだ♪」と割り切って考え、リラックスして臨むつもりでしたが、やはり、多大な緊張と集中力が生じますね。 冷静なのに真っ白でスルーしてる所もあり、不思議な精神状態です…魂が抜ける

 

朝10時から会場入りし、夜20時過ぎの最終結果発表まで、本当に長い一日でした。

出場前のごく一部を除き、ほぼ聴かせて頂きましたが、小学2年生~ベテランの方々まで、とても勉強になる一日でした♪

 

初めてコンクールに参加してみて個人的に思った事は、中高大と「ギター部の参加」が新鮮だった事です。

グランプリ部門などの感想じゃなくてすみません…真顔

 

私は吹奏楽部出身でして、こちらのコンクールは人口も多く、県大会から全国大会まで大人数で白熱する世界です。迫力あるサウンドも魅力でとても盛り上がります。私の頃はそれでもマイナーだったのかも知れませんが、ココ10数年では「題名のない音楽会」や「笑ってコラえて!」で特集が組まれたりと、だいぶ日の目を浴びるようになってきた感が強いです。

更に中高では文化祭の時だけポップス・ロックやT-SQUAREなどフュージョン系のコピーバンドの活動もしてたので、どちらかというと賑やかで派手な音の世界にいた気がします。


私が知る限り、私の地元市内に「クラシックギター部」がある学校情報はないですが(あったら御免なさい)、派手さやノリではなく『この静かで奥深く味わい深い楽器を選ぶ子供がいる』という事に、とても魅力というか、尊敬というか…とにかくイイなあって思うんです。 日本も広いし、文化活動に力を注いでいる都市もあるでしょうから、私が知らなかっただけでしょうが、本当に見ていて微笑ましいというか、応援したくなります。 

 

これは親の影響で小さな頃からクラシックギターを学ぶ事とは違い、部活でクラシックギターに出会うという所について、ものすごい可能性を感じるという事です。 一概にプロになるとか、コンクールで勝つとかではなく、長い人生において、美を追求して一人音と向き合う姿勢の入口になる訳です♪

(まぁ、吹奏楽部でも合唱部でもピアノでも何であれ美を追求しているのですが…。)

私も部活で人生が変わったクチですが、本当に皆さん貴重な経験をしているんだろうなと思います。

もし私の中学校にクラシックギター部があったら、それはそれで人生変わってたかも知れませんね…にっこり 

私は今更この歳でクラシックギターの沼にハマっていますが、若いクラシックギター人口も、もっと増えるといいですね♪

 

あ…あと話は変わりますが、この「山口ギターコンクール」のイチオシ部分は、審査員の先生が1人1人の参加者にコメントを書いた紙をくれる事だそうです。

私のコメントも、とても勉強になるコメントや嬉しい感想が記してあり、とても励みになりました。

午前中が終わった時点で一旦表彰式があったのですが、受付でコメントをもらったであろう中学生が、嬉しそうに紙を見ている様子をみて、なんか一瞬ウルっときました…赤ちゃん泣き 

 

肝心の演奏については、夜な夜な練習して頑張った成果ですので、ココに記録として残しておこうかと思います。音が小さい、細いなど反省点、改善点も多いですし、 スマホ撮りなので音質はイマイチですが、聴いて頂けると嬉しいです♪

※コンクール会場での撮影は基本禁止ですが、身内だけは許容されてました…(^-^;

 

また朝から夜まで長時間にわたる審査員の先生方や、運営の方、出場者・観客の方…と関係者の皆様に心より感謝を致します。  また少しずつステップアップして、数々の魅力的な作品を奏でられるようになりたいです音符ニコニコ

 

【後日追記 24.08.22】

先日、たまたま現代ギターの古いのをメルカリで入手したのですが、このコンクールの記事が掲載されていて、集合写真と講評が掲載されていました。 今は2024年8月なので2年も経ってますが…^_^;

審査員の先生から、とても嬉しいコメントを頂いていたみたいで驚きましたが、せっかくですので、こちらにも記しておきます。

バックナンバーがAmazonでも購入できるようですので、下記に掲載しておきます。

 

 

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