初のギター発表会が終わりました。記念すべきクラシックギターの人前デビューです
デビュー曲は『2つのメヌエット』(J.Ph.ラモー)と『盗賊の歌』(カタロニア民謡・M.リョベート編)
肝心の結果は…。。
カッコつけて暗譜で臨みましたが、まぁモノノミゴトにトチりまくりました
まるで中学生の時の赤っ恥初ソロコンテストのようです。ここまで思い通りにいかないとは想像以上です
以下、忘れない内に感想と反省点を記しておきます。
①黒いシャツでしたが、ギリギリまで上に白いパーカーを着ていました。直前で脱ぐと黒いシャツが白いホコリ状でめちゃ気になりました。コロコロが欲しかった…。
靴は思いの外、足台の高さに影響がありますね。
②とても広い控室はたくさんの人とギターの音がして最初はとても新鮮でした。(みんな上手く聴こえます。)でもその中で弾き過ぎると練習してきた感覚が少し狂う気がします。気にはなるけれど当日の練習は控え目というかアテにしない方が良さそうです。せめて一週間前には暗譜で仕上げておく位が理想でしょうか。
③ホールで人の演奏を聴きながら、精神的には割と落ち着いていたのに舞台袖からだんだん手が汗ばんでくる
ハンカチやウェットティッシュなど欲しいですね。事前に手を洗うのも良いかも知れません。
④舞台入口の床が浮いてて、「ガンっ!!(;゚Д゚)」ていう。椅子にギターをぶつけて「ガンっ!!(;゚Д゚)」ていう
ギターを運び慣れていないので、本当に気を付けないといけないですね。
⑤お辞儀からチューニングまでは良かった
⑥最初の一音を出した瞬間からアセりだす。脱力を考えて考えて臨んだのに、焦りから力みが出てしまい、指?爪?が引っかかる。指板に弦がぶち当たりバチンってキタナイ音になる
これに戸惑い力を抜いているのか入れているのか分からない状況になり、シマイには指が弦に当たらず空振りも…。更にそうこうしてたら、左手もミスりだす…
何がなんやら分からない内に本番が終わる
⑦やはり、お辞儀は良かった。強いて言えば、もう少し長目にお辞儀…
改めて考えるに、やはり力み過ぎなのでしょうか。どれだけ脱力を考えても、本番ならではの緊張と力みが生じます。レッスンでも時々同じ状況がありますが、家では三味線みたくあんなにバチバチ鳴る事は100%ありません。
考え抜いた上で敢えて鼻歌を歌う程度の力で弾いた方が良いのでしょうか?意識的に平常心を作り出す必要がありそうです。
今更ですが、You Tubeの録り直しがきく動画とは違う、一発勝負の生演奏はやはり日頃の積み重ねが大切ですね♪
「ちいさいことを重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道」
(イチロー)
今回は大いなる一歩を踏み出した訳ですが、これから更にクラシックギターの魅力の沼にハマり、長い道のりが始まった気がします。
やはり場数を踏んで感覚を掴んでいくしかないですよね。
それにしても、小学1年生くらいの可愛らしいお嬢ちゃんからベテランのご年配方まで本当に多くの人が頑張って演奏されているので本当に刺激になりました。特に小学生くらいの子や若い世代が、この静かな楽器を楽しんで弾いているのは、未来を感じて嬉しくなりますね🎶
ホールで演奏するのは、昔よく言ってた「風呂場で上機嫌に歌う」かのように、本来気持ち良いはずなのですが、今回は全く響きが味わうどころではありませんでした。
早速ですが、来月には2回目の発表会が控えています。 選曲を早急に決めて、次回は響きを楽しみたいな🎶
とんでもない演奏ですが、直視すべき現実と努力の成果ですので敢えて記録として残しておきたいと思います




