親が言わないと、子どもはちゃんと考える | ある日突然、不登校になって

ある日突然、不登校になって

中高一貫校に通う娘が、ある日突然学校に行けなくなりました。
中学3年間は楽しく通っていた学校なのに。

しかも成績も悪くなく、成績順で振り分けられたクラスも1番上のクラスになりました。

突然の出来事に、母である私も葛藤してます

~そこからの日々を記録~

「夏に友だちと旅行行きたいな〜」

そう話す娘


でもすぐに
「お金ないし!」と言います



あれも欲しい、これも気になる
使いたいものがいっぱいあるから
そりゃお金なんていくらあっても足りないよね


でも私が何か言えば反発されるのがオチ


だから私は、黙って聴くことにしました



「旅行行きたいんだね〜」
「ちゃんと貯めようとしてるんだ」
「他にも欲しいものがいっぱいあるんだね」



うんうんと、うなずきながら
娘のペースに合わせてぽつぽつ返すだけ



途中、沈黙もあったけど、
そこで私が話さずにじっと待つ


アドバイスしたくなる気持ちを
ぐっとこらえて



少しすると、娘がぽつり


「やっぱり旅行行きたいなら

ちょっと我慢しないとだよね」



うん、そうだね
ちゃんと自分で考えてる



話すことによって
自分の中にある答えを見つけることができる



親ができることは
ちゃんと聴くってことだけですね