先日、義父が自宅で老衰で亡くなり、急遽神奈川県まで行ってきました。(備忘録兼ねて書きます)
義父は、数年前から認知症があり、今年に入ってからはだんだんと食欲が無くなっていました。
8月のお盆に家族4人そろって会いに行った時には、元気そうに見えましたが、かなり食が細くなっていました。
今月に入ってからは、ほとんど食べることができないまま、
「何とか90才の誕生日までは頑張る」の言葉通りに、誕生日を迎えた当日に静かに息を引き取りました。
義母と義理の弟が手を握って最後を看取り、義父は家族が見守る中旅立つことができて、幸せだったと思います。
直後に連絡をもらい、翌朝には兵庫県から向かいました。
義父は、介護サービスや医師の往診を定期的に受けていたので、亡くなった事を主治医に夜の10時ごろに連絡すると看護師と共にすぐに駆けつけてくれたそうです。
ご遺体が傷まないように、ドライアイスを持参して腹部に当てていました。
私たち夫婦が到着した時に、ちょうど葬儀社のスタッフがご遺体の引き取りと打ち合わせに来られたところでした。
お義父さんの顔も拝み、自宅からのお見送りに立ち会うことができました。
その後、お通夜や告別式、お寺との確認事項など1時間半ほどの丁寧な打ち合わせがありました。
今回は、火葬場が混んでいたり、住職との都合が合わずに、通夜・告別式が数日先となりました。
そのおかげで、介護で疲れ切っていた義母がゆっくり眠ることができたのは何よりでした。
そして、自宅で介護していたので、レンタルしていた様々な物を返却する必要がありました。
まだまだ気持ちの整理がついてないと思いましたが、義母一人では大変なので、返却準備の声をかけてみました。
早くも、ベッドは翌日に取りに来る、ということだったのでそこから始めました。
義父が使っていた毛布・肌布団・敷きパッド・マクラ・パジャマ類。
お義母さんは、
「視界に入るとお義父さんを思い出すから、もう捨てていい。」
と言うので、潔くゴミ袋へ。
ゴミ袋4つになりました。
レンタルしていたベッドは、始めに持ち込まれた状態にもどりました。
3人もスタッフが来るそうなので、お部屋はなるべく広い状態にしておいた方がいいね、と引き続き片付けました。
まずは、
床に置いてあった点滴セットを引き出しの上に上げて(黄色い○)、
引き出しの向きを変える。
あと、介護サービスに返す使い捨ての手袋やペットボトルも袋にまとめました。
返却先が違うので、それぞれに箱や袋に返却先を書いた紙を貼り、ラベリングでわかりやすくしました。
その後、
テレビを衣類ダンス側に寄せてスペースを確保する。
そして、
手すり付きの椅子が、ベッド横にあったので、テレビの横に入るように配置換え。(ピンクの矢印)
そうして、まとまった空間が生まれました!
お義母さんは、ベッドに座り、
「ずいぶん落ち着ける部屋になったわね〜。
冬は、暖房がよく効きそうだから、ダイニングのお義父さんが座っていたソファを移動させようかしら」
とこれからの生活の希望を口にしていました😊。
ソファの大移動は、お義母さんの状態が落ち着いたころにボチボチ進めていこうと思います。
それから、
葬儀社のスタッフから打ち合わせ時に、
「棺桶に一緒に入れるものがあれば準備しておいてください」
とも言われていたので、生前にお父さんが気に入ってよく着ていたジャケットを準備(緑の○)
お通夜・告別式が数日後になったので、高齢のお義母さんと一緒に作業できて良かったです。
いったん帰宅して、来週、通夜と告別式に参列するために、また出直して来ます😅
誰にも必ず訪れる死。
人生を折り返したら、いったん人生の棚卸しをして、これからの人生を考えてもいいと思います。
自分らしく生きていくために、今からできることを準備しておくことは必要!
身近な人の死を経験すると余計に実感します。
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親の家の片付けについて、また書きますね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございます