小学6年生は、物を手放すのが意外と苦手でした♪ | 片付けなさい!と言わずに子育て♪10年後も家族が心地いい整理収納*明石

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元養護教諭の整理収納アドバイザーです。子どもが将来自立した大人になるために必要な様々な力を、かたづけを通して身につけられるようにサポートします。片づけのことだけでなく、親と子どものこころやからだのことも綴ってます♪

こんにちは!

明石の整理収納アドバイザー 加藤 真由美です。

明石市内のA小学校6年生に

『もうすぐA小学校を卒業するあなたへ~物と心の整理をして軽やかに中学校へ進もう~』

というテーマで授業をさせていただきました。

1時限目は、「小学校生活の物と心の整理をしよう」です。

今から中学校入学までに小学校生活でお世話になった物を整理し、その空いたスペースに中学校生活に必要なものを迎えること!!を伝えました。

根本的なことを子どもに尋ねてみました。

「物にとって、嬉しい状態ってどんなことだと思う?」

すると、

「使われること!」

との答えが!!

そして、ちょっといじわるな問いかけをしたんです。

「小学校を卒業すると、もう使わないものがでてくるよね?!

じゃあ、使われなくなったものは、もう必要ないから手放す?!」


といって、自分が手放すのが得意か苦手かを尋ねて手を挙げてもらいました。


その結果、学年全体では

手放すのが得意だと思う人 21人

手放すのが苦手だと思う人 42人

という結果になりました。 

子どもはどちらかというと整理が上手な人が多いです。

でも、今回は、手放すのが苦手な傾向がありました。

「なぜ手放せないの?」と聞くと、

「今までずっと使ってきたもので、思い出のものだから!。」


との答えが!

そうなんです、使わなくても置いておきたい物ってありますよね!!

そんな手放せない物は、無理に手放さなくてもいいんです。

ただ、使う物とは別に保管しておくことが大切です。

さらに、別の場所に置きっぱなしにしないで、決めた期間で見直すことが大切なんです。

そこで、思い出ボックスを提案しました。

我が家の娘の思い出ボックスです。

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中味は、卒業記念のマグカップや中学校の部活での自分たちでデザインした練習着などが入っています。


思い出ボックスには、使わないけど置いておきたい物を入れます。

その箱の大きさや置く場所、見直す時期は、自分でルールを決めるのです。


物を活かすこと=使うこと、と自分の物への思いや気持ちを合わせてどうするか?



友達の意見も聞いて、自分で考えて自分で決めるをこの時間にすることを確認してグループワークに入りました。


長くなったので、続きは次回に書きます。