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整理収納アドバイザー 加藤真由美です
しばらく続けているかたづけの授業シリーズですが、今日は、子どもたちにかたづけの授業の後に、読み聞かせをした絵本の紹介です。
「いのちのおはなし」 文・日野原重明 絵・村上康成
著者は、あの聖路加国際病院の現在104歳になられる日野原重明先生です。
この本は、日野原先生が、今から約30年前に「いのちの授業」を初めてされて以来、授業を希望する学校が加速度的に増えてきたために、95歳の時に作られたものです。
そして、この本は、私が養護教諭時代に、性教育の一環で、絵本の読み聞かせをしていた時に、4年生に読んでいました。
その時は、子どもたちに、いのちの大切さを伝えたくて読んでいたのです。
日野原先生は、絵本の中で小学生に「いのちは、きみたちのもっている時間だといえますよ」と説明されています。
整理収納の勉強をすると、整理の効果に時間を有効に使える、ということがあります。
少し、こじつけかもしれませんが、自分のいのち(時間)を大切にするために、時間を有効に使える効果がある、かたづけのスキルは必要不可欠なものだと思うのです。
それを伝えたくて、担任の先生にCDデータで読み聞かせをお願いしたのです。
すると、授業後に、学年全体で大型テレビに映し出して、実施してくださいました。
しかも、子どもたちの感想までいただきました
感想の一部を紹介します。
・私はいつも祖母に「時間を考えて使いなさい!」と言われます。言われている時は、よくわからなかったけど、今日話を聞いてみて、祖母の言っていることは『命を大切につかいなさい』ということなんだなと思いました。日野原重明さんも同じだったから、これからは、命を大切につかいたいと思いました。
・ぼくは、話を聞いてかたづけて、時間をムダにしない、ということはなんでだろうと思っていたけど、日野原先生の話をきいて、やっと理解ができました。これから、自分への時間はいつでもできるから人への時間をふやしていきたいです。
・私は、いのちは心ぞうにある、と思っていました。でも、「命は時間といえる。」ということを聞いたとき、なっとくしました。とても大切ないのちは、とても大切な時間だということがすてきです。
・これからは、命を大切にしていきたいです。だから、時間を大切に使いたいです。そのために、片づけをして、時間を有効に活用したいです。でも、他の人のためにも時間を使いたいです。だから、自分のことばっかりではなく、人に役立てることをしていきたいです。あらためて、命は大切だなあと思いました。ふだんは、時間をむだにしているけど、そんなことはないようにしたいです。
・命は大切であるということは、自分でもよく分かっていましたし、大切にしようと思っていました。でも、どう命を大切にするかは考えたこともありませんでした。命=時間。時間を有効に使うことが、今、私たちができることだと感じました。
一生懸命自分の言葉で、書いてくれたのが伝わってきて、とても嬉しかったです。
この本は、子どもへぜひ読み聞かせていただきたい本ですが、大人の方にもぐっとくる内容なので、おススメです。
そして、もし手にとる機会があったら、本文だけでなく、『あとがき』も必ずお読みください。日野原先生からのいのちのメッセージです。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
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