HRT その2
前回した内容に付け加え、HRTで用いられる製剤と禁忌に対して記載します。
以前は「よーしくわしく書いたな!
」と思う内容が、物足りなく感じたり、要点がずれてんじゃないの?
とか感じたりします。知識が増してきたせいであることを祈ってます。![]()
① 結合型エストロゲン製剤(プレマリン)
最もよく使われているみたいです。欠点として中性脂肪をふやすこと。血管の炎症を促進させることなどです。
副作用軽減のために隔日投与や半量投与されることがあるようです。
② 17βエストラジオール製剤
エストラダーム、フェミニストなどです。
プレマリンに見られたような副作用は多くありません。貼付剤であり、血中濃度を50pg/ml前後に維持できるようになっています。(昨日書いた子宮筋腫のadd back療法でもやりましたよね。)使用法は薬によって違うので確認が必要です。
③ エストリオール製剤
エストリオール、ホーリンなどです。
排泄型エストロゲンで作用は上記2つに比べ弱い。このため単独療法をおこなうことがあります。子宮内膜癌のリスクがないわけではないので子宮内膜のモニターを必ず行う必要があります。萎縮性膣炎でよく膣剤をよく使うようです。
またHRTの禁忌ですが
1絶対禁忌
乳がん
原因不明の子宮出血
急性の血栓静脈炎
重症肝障害
2相対的禁忌
血栓性静脈炎の既往
子宮内膜癌の既往
子宮筋腫・内膜症の既往
重症高血圧
糖尿病
3注意して投与
高度肥満
胆石症
片頭痛
ヘビースモーカー
※子宮内膜癌の既往者に対してのHRTについてですが、筋層浸潤1/2以下、リンパ節転移陰性、腹水細胞診陰性など再発リスクが少ない症例にかぎります。
HRTでは経口避妊薬で使用するエストロゲン量の約1/5ですので禁忌もやや緩めになっているのですかねー?