男性は本当に無頓着な分野です。女性が追い詰められて生理が来ない・・・といわれて初めてむきあうくらいですよね。
私自身、産婦人科にならなきゃ、結果にしか目に言っていなかったと思います。
妊娠検査薬は尿中のhCGの値を測っています。
HCGとは妊娠の初期に受精卵から分泌されるホルモン(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)です。この値が50mIU/mlくらいになると妊娠反応が陽性になります。(もちろん想像妊娠では陽性になりませんよ。)
hCGは精子と卵子が受精し着床してから3~4日で分泌され始めます(もちろん個人差はありますが)、一般的には妊娠3週目後半頃よりこの量が分泌されるようになります。簡単に言うと、目安の時期としては、生理予定日から更に1週間後なら確実と覚えておくといいと思います。また基礎体温(前回書きましたが)をつけている人は、高温相が3週間続いてから妊娠検査薬を使うのも反応する時期の目安となります。
※妊娠週数とよく聞くと思いますが、どういう定義が簡単に記載します。
生理が規則正しい場合、周期は28日前後です。なので最終月経日初日を妊娠ゼロ日、排卵日は妊娠2週目、最終生理日のあった次の生理予定日は妊娠4週となります。なので上の記載の生理予定日より一週間後というのは5週目にあたり、hCGは約5000mIU/ml分泌されていることになります。
では偽陽性(本当は妊娠をしていないのに陽性反応が出る場合)はどんなときがあるのかですが、検査薬で測っているhCGを産生する腫瘍()がある場合、溶血反応を認める場合、高脂血症を認める場合などがあります。もちろん人為的ミスも忘れてはいけません。
また偽陰性になる場合ですが、妊娠初期が大半です。子宮外妊娠やすでに受精卵がしんでしまった場合も認めますが、それほど多くはありません。
妊娠を検査薬で確認したあとは必ず産婦人科に行きましょう。
経膣エコーで下記のことと照らし合わせて確認していきます。
補足ですが、正常妊娠の場合、妊娠4週になると胎のう(GS)が約80%、妊娠5週で100%確認でき、妊娠5-6週ではGS内に卵黄のうと胎芽、心拍が確認できるようになります。